コーギー,三浦知良,CHAGE and ASKA,織田哲郎,氷室京介
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モナリザの背中よりも



DVDを観ました。


この前会社に置いてあったAV専門誌(オーディオビジュアルです。さすがに会社にエロ本は置いてません)を読んでたらこのDVDのレビューがあって興味を持ったので。

UNITED 93

UNITED93とは5年前の同時多発テロでハイジャックされた4機のうち目標に達することなく墜落した1機。

その機内で起こっていたであろう事を描いたドキュメント風映画。



この映画も先日の「ワールドトレードセンター」(こっちは映画館で見た。もちろんタダ券でですが)も共に政治的な視点を一切排除して描かれている点が良い。

思想的なことに走ると映画を作る目的が変って来てしまう。



このUNITED93便はテロの標的地に着くのが他の3機よりも遅かったため、電話等を通してそのハイジャック犯の目的が自爆テロであることを知った乗客が阻止しようとテロリストと戦い、その結果標的地に着く前に墜落。



この乗客たちはテロの犠牲になるはずの人々を救ったという意味ではヒーローである。もちろん乗客は自分たちが助かるためにテロリストと戦うことを選んだわけであり、それはかなわなかったわけだが。



この事件が起こった時俺は大学生だった。そしてテロが起こったのは自分がバイトが終わった直後くらい。

バイト先で友人から

「えらいことになってる。テレビ付けてみろ」というメールが来た。

バイト先にいたためテレビを見ることは出来なかった。

帰ってからテレビを見て自分の目を疑ったものである。



そしてトレードセンターの映像が鮮烈でかつたくさんのメディアによって今でも流されるためこの2機の印象が強い。

ペンタゴンに突っ込んだ飛行機の存在すらこの映画を観るまで忘れていた。


そしてそれ以上に忘れられやすいUNITED93便。



しかしこの映画を観て思い出した。




確かこのUNITED93には自分と同じ早稲田大学の理工学部の学生が乗っていたはずだ。
この9月11日はまさに日本の大学生の夏休みの時期である。

「この学生は勇敢にテロリストと戦った」という情報を大学からの告示で知った。



それにも関わらずUNITED93便の存在を忘れかけていた自分が恥ずかしい。


人々から忘れ去られないようにするためにもこの映画には意味があると思う。

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