いろいろな問題を起こし、受信料不払いなども起きているNHK。その存在意義は何なのか。
NHKは必要か。
俺の個人的な答えとしては「YES」である。
他の民放の放送局とNHKとでは訳が違う。
仮にフジテレビがなくなったとする。どうなるか。
8chが映らなくなるだけである(実際にはそれだけでの問題ではないが)
ではNHKがなくなったらどうなるか。
1chと3chが映らなくなる。
それだけでは終わらない。
BSのNHKも映らなくなる。
それだけでもない。
ここで質問を少し変えてみる。
フジテレビががなかったらどうなるか。
8chが映らない。これは変わらない。
ではNHKがなかったらどうなるか。
テレビが映らなくなる。
これは大きな違いである。
NHKの受信料についてはNHKの製作する番組が受信料に見合っているかどうかが議論される。
だがNHKの存在価値はNHKの作るテレビ番組などにはない。
NHKが研究している放送技術にある。
最近のデジタル放送にしろBSにしろ、日本において放送技術を研究してきたのはほとんどNHKだけである。
民放はそのような金にならないことはしない。視聴者の興味を惹く番組を作って視聴率を稼ぐだけである。
だがNHKは金にならない将来の放送の技術の研究をしている。NHKがなくなったら日本の放送の発展は止まってしまう。
そんな訳でNHKは非常に重要な存在である。
NHKももっとそういうところを積極的にアピールすれば世間の人の見る目も変わるはずなのだが。
俺はNHKの回し者でも何でもないので受信料を払えなんてことは言わない。
だがNHKの受信料が本来何に使われるべきものなのかを考えてみる価値はあると思う。
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