星月夜に逢えたら

[hoshizukiyo ni aetara] 古都散策や仏像、文楽、DEAN FUJIOKAさんのことなどを・・・。 

祈りの日。

2014-01-17 | その他のイロイロなこと
1月17日5時46分を迎えました。
阪神大震災と震災関連でなくなられた人々のことを思い、黙祷をささげます。
あれから19年。今年もこの日を祈りの日にしよう。




震災のことを書くとき、いつもちょっとうしろめたさがある。
他人に話すような深刻なことは何も経験していない。
だから、そのせいで胸の奥底にずっとしまっていた思いがある。
それは母に対して申し訳ないという気持ち。

あの日、同じ神戸なのに実家がものすごく遠かった。
家族や親族と、とりいそぎ無事だったことを電話で確認し合ったものの、
両親の様子を見に行くことができないのがつらかった。
病気の父を抱え、母はどんなにか不安だっただろうと思う。
あの時は、車で10分のところに住んでいる姉の家族にまかせっきりだった。
直接の原因ではないにせよ、震災を機にあきらかに弱っていった母のこと
を思い出すにつけ、あの時すぐにかけつけられたらよかったのにと思う。

神戸の西と東。
まず、道が寸断されており、住居地区が孤島状態だったため脱出できなかっ
たこと。やっと出られるようになってからも、高速道路がなくなったため、
山側の迂回路に交通集中が起きてしまったこと。
さらに、たまたまその年に共同住宅の役員をしていたため、そちらでの対応
に追われ、気になりながらも実家に向かうことができなかったこと。
近くて遠いとはこのこと。
家族の事情は一様に同じではないし、震災にまつわる痛みもさまざまだと思う。
私にはこのときの歯がゆさと後悔が今も残ったまま。

横転した高速道路。復旧までに5年はかかると当初は言われていたのに、
なんと1年10カ月で復旧、開通してしまった。
あれにはホントに驚いた! まあ日本の経済を動かす道路だからね~。
それに比べると、人間の心の傷が復旧、開通するのに時間のかかること。

震災後、たしかに新しい建物がどんどんでき、見た目はきれいになったけれ
ど、企業が移転したり、見慣れた風景がなくなったりして少しサビシイ。
変わらないものもある。
それは坂を上って、山のほうから見下ろした神戸の風景。
リリーさんと深津さんが某住宅会社のCMで登っている山がまさにそう。
(高層ビルが増えたけれど)この地形と眺望は街のアイデンティティと
いえるもの。この風景を見ているだけで力がわいてくる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

優先事項。

2014-01-05 | その他のイロイロなこと
元旦は登山で、2日は初詣。
年末年始はなんとか4連休になったものの、3・4・5日は出勤。
今年の前半はイロイロと勉強しないといけないから、休日も減る。
自宅でPC前にすわる時間がますますなくなるなあ。
でも、いまはそっちが最優先事項。

ま、そんな年もあるさ! がんばりまっす。
ふぁいとっ>じぶん。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2014年のはじまりです。

2014-01-01 | その他のイロイロなこと
あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いします!

年明けを告げる船の汽笛を聞きながら、今年も自宅で新年を迎えました。
窓から見える大観覧車の光もニューイヤーバージョン。
「WELCOME TO KOBE」のメッセージが流れた後、馬のシルエットを
かたどったイルミネーションが、赤、青、黄色、白と色を変えて点灯
されていました。

去年を振り返る間もなく、もう今年が来ちゃったよーという感じ(涙&笑)。
まっさらなカレンダーに一番に記入したのが、秘仏開帳の拝観予定でした。
今年のワタシがもう想像つくなぁ~。

できることは全部やる。できなさそうなことも、まずはやってみる。
この気持ちを持続させていきたいと思います。


<追記>
毎年見ていないのでわからないが、福山雅治の感謝祭とかけ持ちしながら
見ていた2013年大みそかの「ゆく年くる年」で、唐招提寺の鑑真和上坐像
ほか、お寺の紹介が仏像の映像付きだったのには驚いた。昔は鐘だけだっ
たような気がする。
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

涼香の季節@りんごカレンダー

2013-11-13 | その他のイロイロなこと
去年と今年、ぐんま名月を食べてない。
売られているお店が限定されているうえに、販売期間が短い。
食べる気満々だったのに、またまたタイミングを逸してしまった。
いまはもっぱら「秋映」なワタクシ。

そんな折、某店に寄ってみたら、そこだけプワ~ンとかぐわしい
香りが漂っている場所があり、吸い寄せられるようにフラフラと
行ってしまった。
花に誘われるミツバチの気持ちがわかるわぁ~♪

「涼香の季節」
エ、これリンゴの名前?
なになに? ふじの枝変わり品種ですと!
岩手県の野中農園のりんご。
朝、袋から出した途端、もう香りが~!
カットしてみると斑点状の蜜が入っているではないですか。
サンふじ系?
かじってみると、シナノスイートやシナノゴールドのように
シャキッという食感ではなく、優しい歯ごたえだった。
果肉はちょっと柔らかめで、あま~くて、サンふじよりも酸味
は控えめ。美味しい♪
なによりもそのかぐわしさのせいで気分が満ち足りてくる。

次は「紅将軍」をためしてみなくては!
今年もマイりんごカレンダー着々と進行中。

・・・・・・・・・・
と、書き終えるはずだった。昨日までは。

だけど、今日見つけちゃった!
ぐんま名月。
この執着が伝わったんだろうか、りんごに(笑)。
ありんごとう。もといっ。あ・り・が・と・う♪


<後日追記:今シーズン食べたりんご>
つがる、サンつがる、さんさ、ふじ、シナノスイート、秋映、
シナノゴールド、とき、涼香の季節、ぐんま名月、サンふじ

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

風邪です~ううう

2013-10-31 | その他のイロイロなこと
日曜日、劇場からの帰りにノドが痛いな~と思ってたら、
やっぱり!
昨夜は咳とクシャミと鼻水がヒドクて微熱もあったので、
ブログのことは忘れて睡眠をとることにしました。
朦朧とした頭では思い出し書きもできないし。
仕事もあることだしね~。
てなわけで、観劇メモのつづきはまた後日にしよっと。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

名古屋へ!

2013-09-23 | その他のイロイロなこと
自宅のPCで素材だけアップしておき、さっき電車内で
ブログを更新しました。

いま名古屋に向かっています。
あれから15日後の真田十勇士を見届けてきます!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

9月22日、という日。

2013-09-22 | その他のイロイロなこと
仏像拝観。
今年は琵琶湖の周りと南山城を訪ね歩く機会がずいぶん増えた。
白洲正子さんの影響大である。
過去に拝観したことのある社寺も、白洲さんの紀行文を読んでから
再訪してみると、そこへいたるまでの道が楽しくなり、川や水、石、
岩のくぼみまでもが意味を持ち、風景が違って見えてくる。
初めての土地も、そこが人気スポットじゃなくても、白洲さんによる
独自の歴史・地理的モノサシをそこにあてた途端、にわかに輝き出す。
なんなの? これ! シラス・マジック?

仏像がそこにおられるのには意味がある。
周辺を歩いたり、自転車で巡ったりして気づくことはかなり多い。
ミュージアムの特別展で一堂に観られるのは大変ありがたいことでは
あるけれど、やっぱり現地で拝観してこそ。そう思う。
もとより白洲正子さんも、博物館で気になったものはわざわざ現地に
出かけて見ておられる。一度の訪問では拝観が叶わず、再び足を運ん
でようやく対面されたことも何度かあるようだ。
回ったお寺の数が問題なのではなく。その土地の空気を吸い、ライブ
に感じることが何より大事だと感じるし、それがことのほか楽しい。

好きだったお芝居も、今は仏像拝観、古寺巡礼の魅力にはかなわない。
生身の人間よりも仏像だわ~、と思うこともしばしば(ええっ!)
まだまだ観たい、お参りしたいところだらけで困ってしまう。
もうコッチの人になるぅぅぅう!
と思っていたところへ、グイーーーンと音を立てて現実に戻してく
れたのは、舞台の真田幸村さま。
舞台の力は大きいなあ。
そんなわけで、コッチとアッチを行ったり来たりしている。
これからドッチにいくんだろうか。わたし。

2013年9月22日時点のライブな気持ちをここに記す。
2005年9月22日。ブログ開設。


8月に拝観したお寺・神社
<滋賀県>
慈光山 冷水寺
竹蓮寺
片山神社の観音堂
西野薬師堂
正妙寺
松尾寺
普門寺
東柳野の薬師堂
横山神社
光明寺
高月の観音堂
石馬寺
六所神社
雨宮龍神社
観音正寺
<京都府>
清水寺
禅定寺
猿丸神社
大宮神社

9月に拝観したお寺
<京都府>
観音寺
寿宝寺
笠置寺
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

忘却、そして、わが闇。

2013-08-30 | その他のイロイロなこと
文楽劇場で竹三郎さんの会を観劇した日、24日の歌舞伎の
チケットを発券した。
今月の観劇はこの2つだけ・・・のはずなのに。
24日のことを忘れていた!
しかも、忘れていたことに気づいたのは昨日。
観劇そのものを忘れていたなんてこと、まったくはじめて。
力をつけている若手の皆さんの舞台、楽しみにしてたのに。
あー、観たかったよ~~~。ぐやじ~よ~~~。
良席を空席にしたことが、今は申し訳ない気持ちです。
グスン。

だけどショック、というより不思議な感じ。
このままボケていくのだろうか、わたし。


ずっと続いているコトに対処すべく、とにかくいまは余裕がない。
あの日も仕事のことしか頭になかった。
お盆休みもなかったみたいなものだし。
まあ。こんな年もあるよね・・・・・・。


先月見たナイロン100℃の舞台『わが闇』を思い出す。
ラストに何かが解決したり、みんなの後日談が語られたりしない。
強引にオチを作ったり、ちからワザで感動させたりもしない。
そこがよかった。
最後にこんな言葉があった。(終演後すぐにメモ♪)
「一つの山を乗り越えても、また次の山があるだけですから。
大事なのは、この人たちがこれから先も生きていったということ」
うーん。ここ、身にしみた~。なぜだかとても救われる思いがした。
思いっきり笑わせておいて、最後がこれかよっ。
ケラさん、ありがとう♪ と心の中でつぶやいた日。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

電話帳あたふた。ふう~。

2013-08-27 | その他のイロイロなこと
iPhoneを手にしてなんの違和感もない。
だって、ロック解除からアプリのアイコンまで iPod touchとは
兄弟みたいなものだし。Macユーザーにはやっぱり肌に合う感じ。

とはいえ、電話帳の手入力はアイタタ。
ただいまコツコツ、せっせ、あたふたと追加中。
おかげで不要な連絡先がバッサバッサ捨てられてよかったかも。
というワケで、ようやく40件・・・・・・。ふう~。

しか~し、近頃のスマホはどの方法で送受信すればいいのじゃ。
特にメッセージ。SMSとMMSとiMessageがある。
SMSとMMSの違いは何?
どれが有料でどれが無料なのかも、さっぱりわからない。
とりあえず、iPhone どうしだとSMSは自動的に「iMessage」に
切り替わることがわかったけど。
もちろん普通のメールも。ツイッターのDMだって連絡がとれる。

そうそう。「LINE」についてはミステリーがあった。
ちょうど携帯買い替え手続きの真っ最中にLINEに着信あり。
なんと解約直後。もう通信できないはずのスマホに!
「アドレス変えた?」と友人から。
「はい・・・」おそるおそる返信してみる。ポン!
おお、送れた♪ まだ生きてる?

販売店の人に確認したら、解約した機種も「Wi-Fi」のある場所なら
LINEが使えるそうな。ほんまに? (半信半疑)
たしかにその時は使えたけど。
解約直後の数時間は2つのスマホでダブって使えるのかもしれない。
とにかく「?」だらけの、最近の通信事情なのだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

グッドニュース、バッドニュース。

2013-08-25 | その他のイロイロなこと
グッドニュース!
やっと!某社ののろわれたスマホからiPhoneに乗り換えました。
バッドニュース!
電話帳の移し替えができませーーーん。
φ(。_。*)ガシガシ・・・(手登録中)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あ~夏休み!「星と祭」

2013-08-15 | その他のイロイロなこと
本日15日と16日、ようやくお盆休み。
8月4日に地元の巡回バスでめぐった湖北・高月の観音さま
のこと、これから拝観したい仏さまのことなどを考えている
時が一番心がやすまる。

会いたいときに会えるひとばかりではないんですよねー。
(人間にたとえれば、だけど。)
そう思うとせつない。
秋の特別公開時期はうまく日程を組まないと・・・。

ツイートする間も惜しんでのこま切れ移動読書。
5月の連休に湖北を訪れたときには未読だった井上靖著の
『星と祭』を8月4日前後に読了。



井上靖『星と祭』(上)角川文庫
井上靖『星と祭』(下 )角川文庫

娘をボート事故で亡くした父親の再生ストーリーに、琵琶湖
周辺の十一面観音めぐりとヒマラヤ行きの話が出てくる。
やはり、自分が実際に拝観したことのある仏像の描写に
なるとフムフムと頷きながら味わいながら読んでしまう。
(まだ拝観が叶わない仏像も必ずいつか見たい!)
湖北とヒマラヤ。思い詰めている対象に接近したり、離れ
たり。体を動かして視点を移動させることにより、今まで
見えなかったことに気づかされることもあると思う。
本葬にいたるまでの「もがり」の考え方にも共感できる。
ラストの湖上のシーンが壮観。脳内で自力ビジュアル化し
てみただけで鳥肌ものだった。自分自身の湖北めぐりが
リアルタイムだったせいもあると思う。
高月図書館に「井上靖記念室」があるそうだけど、観音
めぐりを優先させるため、時間の都合がつかない(泣)。


そういえば、宮本輝著『草原の椅子』も山行きの話だった。
『星と祭』を読みながらちょこっと頭をかすめた。こちら
は映画化されたのに見に行けなかった~。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

吉村昭 著『零式戦闘機』読了。

2013-07-20 | その他のイロイロなこと
先週、三連休の移動時間を利用して『零式戦闘機』を読了。
(併行して家では『文楽の家』を読み始めた。)
零式戦闘機は「れいしきせんとうき」と読む。

『永遠の0』は読んでいない。堀越二郎氏の名前を知ったのはつい
先日。スタジオジブリの『風立ちぬ』を映画館の予告で観て以来、
にわかに<零戦>の文字が頭の中で点滅。<零戦を設計した人>
とその仕事についてとにかく知りたくなった。

ご本人の著作、柳田邦男著、吉村昭著のどれにするか迷った結果、
客観的背景も描かれていそうな、この本をチョイス。
あとがきにもあるように、零式戦闘機を通して日本のおこなった
戦争の全体像を描く、というような内容だった。
特に堀越二郎さんからは当時の文書類を多量に提供してもらった
うえに、航空技術上の指示も受けているとのこと。



吉村昭『零式戦闘機』新調文庫
三菱A6M5 海軍零式艦上戦闘機52型 作図付き
(作品は昭和43年7月刊)

いろいろ語弊があるのかもしれないけれど、読後の率直な感想を。
大企業に勤めたことがないので、国家ぐるみの事業とはこのよう
なものなのか、と感じた。競合プレゼンを経て三菱重工業が勝ち
取った案件。それが新しい戦闘機を作るということ。
おそらく現場で作業に携わっている人たちは人の命を奪う道具な
どという雑念は一切なく、軍の要求する数値目標に向かって難問
をクリアしながら全力を尽くすのみだったと思う。
堀越さんはじめ、精鋭の技師たちが今まで作られたことのないも
のの設計に情熱を傾ける姿はごくまっとうな、というか実に誇り
ある男の仕事だ、プロジェクトXだ、とワクワクしながらページ
をめくった。

製造技術も、パイロットの技術もすべてが西欧諸国に大幅な遅れ
をとっていた日本が、初めて列強を相手に優位に立った戦闘機。
正式名称、海軍零式艦上戦闘機。
外国のパイロットたちにとってそれは神秘的な存在だったらしい。

でも、国力がないってつらい。
技術や発想があっても、国に経済力がないのは本当になさけない。
特攻隊もけっきょくはお金がないがゆえの発想なのだと思うとや
るせない。それでも製造工場の現場で眠る間も惜しんで働いた人
たちと同じ、志願して空に散った若者たちの純粋な気持ちのこと
を、私たちは忘れてはいけないと素直に思う。

『風立ちぬ』がどういう映画なのかよくは知らないけれど、零式
戦闘機を設計した堀越二郎さんは、多大なプレッシャーの中、無
理を押して働いたために胸を患い、二度の入院を強いられたこと
がこの本に出てきた。

もう一つ、この『零式戦闘機』で印象的なのが牛である。
リアルで細やかな情景描写はノンフィクションという枠を超えて、
まるで映画のように鮮やかにその場面を浮かびあがらせる。
最速の乗り物を、もっとも遅い乗り物である牛車が運んでいる、
運ばざるをえない当時の日本の道路事情。
さらに、国力の低下とともに疲弊してゆく牛。馬じゃだめなのか!
のくだりは個人的に涙なくしては読めなかった。
金属でできた機械の話と対比させるように、数回にわたって挿入
される牛、馬のエピソードが絶妙で、まこと切なく。
もしもこの本がそのまま映画になったら、牛が登場しただけで泣い
てしまうにちがいない、きっと泣かせてもらいますとも。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ツイートしそびれたつぶやき1週間分

2013-07-07 | その他のイロイロなこと
ツイートしそびれたつぶやきをさらにふくらました雑感備忘録。

7月1日
「岩井俊二映画祭 presentsマイリトル映画祭」の寺山修司映画祭!
ゲストが三上博史さんだった。寺山作品デビュー当時の三上青年の
エピソードは何かで読んだり見たりして多少は知っていた。けれど、
岩井監督によって明らかになる16歳の三上博史の真実が面白かった。
監督の作品に登場するある場面が実は無意識のうちに寺山作品のあ
るシーンに酷似していたことが判明。これはパクリだよね、と認め
てしまう監督(笑)。
映画を見ながら、現実と映像の境界がなくなってしまう感覚。(テン
ト芝居の屋台崩しのようなものだろうか。)寺山さんのこのやり方は
確信犯だと笑いながら話す三上さん。
そして、二人の濃厚な寺山語りに全く臆することなく絡むことがで
きる若き黒木華さん、恐るべし。

徹子の部屋スペシャルの録画映像をチェック。
冒頭から水谷豊さんと伊藤蘭さんご夫妻の図にほのぼの空気。
『少年H』観に行きたい。

7月5日
録画しておいた「ひるカフェ」をチェック。
石井岳龍監督が神戸芸術工科大学 映像表現学科の教授とはまったく
知らなかった。『シャニダールの花』も『生きてるものはいないのか』
も、だから神戸ロケなのか。出演者は全員ボクと似ている、とのこと。
(映画に対する取り組み方が。)
綾野くんと黒木華さんからの愛あるコメントが途中で流れた。

7月6日
文楽劇場で「素浄瑠璃の会」。人形のいない舞台で語りと三味線に
集中する。知っている演目も、久々に上演される演目もあった。
体質に合っているのか、なぜか惹かれてしまう芸能である。

7月6日
エアコンのきいた電車内2往復で『そこのみにて光輝く』読了。
北海道のどこかの、流木のある風景がたまらなく見たくなった。
そういえば、村上春樹の短編集にも流木の話があったなあ。
最近、港は見ているけれど砂浜を見ていないことに気づいた。
言外で語る綾野くんの余白のある演技が楽しみだ。キャスティング
を知ってから読んだのに、脳内の登場人物は未知の顔だった。

7月7日
京都東山周辺散策。強烈な暑さ。まさに夏の入り口だった。
(※次の日、近畿地方の梅雨明け宣言があった!)

7月7日
愛之助さん出演ドラマだけれど、『空飛ぶ広報室』からの流れ的に
自然と『半沢直樹』を見る。
「下町ロケット」と同じ作家だと知り、納得。堺さん、香川さんら
出演者の充実、現地ロケも多々あり、意気込みが感じられる。
愛之助さんの黒崎は目が絶対に笑わない。声・目力の凄味と柔らか
い言葉遣いとのギャップが功を奏している。現実味のないキャラだ
し、ご本人にはいろんな意味でやりやすいのではと思う。

7月7日
綾野くんの「情熱大陸」。NHKのドキュメンタリー番組の時は元の
バンド仲間に再会し、今回は帰郷して子供時代の遊び場を訪れた。
ファン未満なれど、こうやって少しずつナメてしまう禁断の蜜(笑)。
番組終了後ネットで、NHKの『裸にしたい男』綾野剛DVDが発売され
ることを知る。NHKの同シリーズでは初の映像化だそう。小栗旬くん
の「情熱大陸」初の2週連続放映&DVD化を思い出す。(初DVDは
藤原竜也くん。)勢いある俳優には「初」がつきものだ。
NHK VIDEO 綾野剛 RUN GO RUN ~裸にしたい男
プレミアム・エディション~ [Blu-ray]

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

きゃ!ポストカード

2013-05-18 | その他のイロイロなこと
朝晩の吸入が効いたのかようやく声が出るようになった。
ハスキーボイスだけど。
ただ、薬のせいか体も気分もおさえつけられているように重く、
このところテンション思いっきし低し。
多方面にご迷惑おかけしてます。

そんな折に届いたコレ!



うわ、鯉つかみのポストカードやんっ♪
きゃわきゃわキャワイイ~。
明治座の公演はとても盛り上がっているとのこと。
うん。ちょっとだけテンションアップ。
Tさん、ありがとうございました~。

それから、いつものようにお声をかけてくださったKさんも
ありがとうございました。

皆さま、リピートどんどん楽しんできてくださいねーっ!!

さ、私も観劇のしたくをしなくちゃ。


 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

もうひとつのメモリーズ。

2013-03-17 | その他のイロイロなこと
先週末は映画のほかにも懐かしいメモリーズ・コーナーが
ありました。
私が社会人1年生のときに初めてお会いした素敵な先輩と
映画の前後にたくさんお話できてほんとに楽しかった~♪
んん十年分の話を順不同で一気に!ですもんねー。

仕事ではもちろんのこと、やっぱり一番思い出深いのは全
面的にお世話になった初めてのアメリカ滞在の時のこと。
L.A.のお宅に居候して、ホストマザー(こらっ!)もとい
ホストシスターとして日常生活から買い物、遊び、観劇、
私が何度かプチトリップに出る際の送迎まで・・・ほんと
にほんとにすっかり甘えてしまったのでした。
今さらながら感謝感謝でございます~。
あの時、連れて行っていただいたミュージカル「ドリーム
ガールズ」の日本公演が今年もあるそうな!
観劇前にホワイエでワインを飲みながら待つあの雰囲気。
あの華やいだ空気を今でも肌で憶えていますよ。
(当時はホワイエという言葉を知らなかったけれど~笑。)
あの素晴しい劇場の名前は・・・忘れちゃった・・・ムム。
いまは観劇できることがあたえりまえのようになってしまっ
ているけれど、あの時のスペシャルなワクワク感は忘れない
ようにしようっと! 一期一会を大切に、観劇に出かける
こと自体をもっとイベントにしようとあらためて思います。


で、この日のランチは甜蜜蜜にて。
居心地のいい地下の店内はほぼ女性たちで満席でした。
香港スイーツに薬膳の考えをプラスしたお店ってことで、
選んだのは「きのことニラのあえ麺&ミニ美肌香港粥セット」。
ハーフサイズのお粥とあえ麺に大根餅、中国茶のセット。
お粥はエビ団子をチョイスしました。中国らしい甘みのある
お粥はお腹にやさしく、久々の大根餅にきゅん!
(写真がうまくとれてなくて残念っ。)
せっかくなので単品の香港スイーツも注文しました。
素材の効能をみっちり読んだくせにヨシッ!と注文する際に、
胡麻あんに惹かれて「芝麻湯丸黒ごまあん入り白玉のしょう
がシロップ」にしたのは私です。
先輩が注文したカメゼリー入りアイスについている可愛い花柄
のレンゲは、関連ショップで販売予定とお店のブログに書い
てありました♪





映画のアフタートークは元町の凮月堂で。
楽しいメモリーズ&素敵な1日をありがとうございました!
それにしてもYさん。最新のご本人にお会いしても年齢を経た
ような感じがしないんですね。いつまでもお若いということ
なんでしょうけれど、私にとってYさんはいつでもずっと最初
にお会いした頃のイメージのままなんです。
これはホント、不思議ですが(笑)。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする