1枚のモノクロ写真にも奥行きがある。ストーリーを感じる。
ああ写真っていいなあ~、銀塩写真って美しいな~と思う。
「私だって美しいものが好きだ。美しいひとも好きだ。」(笑)
昭和の初期、芦屋カメラクラブという写真家集団があったらしい。
ハナヤ勘兵衛らとともにそのクラブを結成したのは・・・
中山岩太。
戦前の日本を代表する写真家の1人で、写真集も出版されています。
(マン・レイや藤田嗣治とも交流があったそう。)
その中山岩太の作品展が今月から神戸で開催!
今回の特別展は、2008年12月から東京都写真美術館で開催されて
いた内容(第1部)に、新たな企画(第2部)が加わった拡大展。
●写真家 中山岩太「私は美しいものが好きだ。」
レトロ・モダン 神戸
第1部 甦る中山岩太-モダニズムの光と影
中山岩太の会と芦屋市立美術博物館が中心となって調査・研究し
てきた「残されたガラス乾板」から新たにプリントを制作、展示。
第2部 レトロ・モダン 神戸-中山岩太たちが遺した戦前の神戸
中山が神戸をテーマとして撮影したヴィンテージプリントをその
撮影地を可能な限りたどりながらさまざまな資料とあわせて展示。
会期:2010年4月17日(土)~5月30日(日)
休館日:月曜日 ※5月3日(月・祝)開館/5月6日(木)休館
会場:兵庫県立美術館
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そして今年はマン・レイの写真展も!
●マン・レイ展 知られざる創作の秘密
2010年7月14日(水)~9月13日(月) 東京 国立新美術館
2010年9月28日(火)~11月14日(日) 大阪 国立国際美術館
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芦屋のカメラマンといえば「細雪」にも登場するし、
そんなことにも思いを馳せながら見てみたいです。
私も歌舞伎と新感線の合間をみて行かなきゃ・・・。