星月夜に逢えたら

[hoshizukiyo ni aetara] 古都散策や仏像、文楽、DEAN FUJIOKAさんのことなどを・・・。 

産寧坂の明保野亭にて

2010-04-05 | 散策・旅
司馬先生の『竜馬がゆく』で、竜馬がおりょうさんを(少年だと思って)
火事の現場から救い出した後、駕篭に乗って、ずぶ濡れのどろどろのヨ
レヨレでお田鶴さんに逢いに行く場所が明保野亭ですね。
竜馬の常宿の1つとも言われ、また中岡慎太郎がよく利用していた料亭
でもあったそうです。(先日読んだ『中岡慎太郎』にも出てきました。)
土佐藩士傷害・切腹に伴い、のちに会津藩士が自刃するという明保野亭
事件でも知られています。

清水寺に向かう産寧坂の途中、明保野亭の前にその石碑がありました。
帰宅してからネットで調べてみると、当時の明保野亭は今よりも北東
の位置にあったのだそうです。

 


現在の明保野亭はお土産店と京料理のお店に分かれています。
当時と位置が違うとはいえ、お土産店の2階から料理店の屋根越しに
産寧坂のほうを見下ろした感じがとても風情があったので、許可を得
て写真を撮らせていただきました。
幕末の人々もこれと似た風景を見ていたに違いないと、しばし妄想に
浸ってきました。






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2 コメント

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いい風景ですね (とみ(風知草))
2010-04-05 08:24:28
>ムンパリさま
ご無沙汰しています。やはり瓦屋根の重なりがおおっですね。もう少し先は新しいお店ばかりですが、産寧坂は維新の頃の風情あります。お昼に行かれたのですか。思い思いに楽しみたいです。
さて、そろそろヘンリー六世熱が高まってきました。複数回、ご覧になるのでしょうか。わたくしは17日ただ一度です。分からなかっても見直しきかないので予習はじめなくては…。
返信する
とみさま♪ (ムンパリ)
2010-04-05 12:56:54
ありがとうございます。おおっでした~(笑)。
この辺りはやはり当時の面影があるのですね。
枝垂れ桜が建物にかかって風情を添えておりました。

ヘンリーは頑張っても2回通しが限度のワタクシです。
11日と17日にまいります。
17日はヘンリー王ファン仲間と行動を共にしておりますが
終日劇場ですからどこかでお会いすることと思います♪
松岡和子さんが訳された 『ヘンリー六世』
(ちくま文庫 シェイクスピア全集 19)
とみさんなら間に合うと思われます~♪
前半は「百年戦争」、後半は「薔薇戦争」ですね!
返信する

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