もう存分に書いたので、前田慶次から一歩前に進もうとしたら、
そこにも愛之助さんが~♪
昨夜、偶然見つけたという友人からメールあり。
ネットでは見つけられなかったので、さっそく現物を確認!
9月25日付毎日新聞夕刊。
愛之助さんの大きな写真入りで紙面の2分の1近いスペースの
記事が掲載されています。
内容は永楽館に関するインタビュー。
(ちなみにお隣りには勘三郎さんの記事が。)
いまランチタイム。もしまだネットに掲載されていなければ、
帰宅後あらためてここにアップします。(遅くなりますが。)
<追記>
ひゃあ~! 思いっきりカメラ目線やんっ。
場所は松竹座と書いてあるので、前田慶次の時の楽屋でしょう。
後ろにたくさんの欄の花があります。
上方盛り上げる「ラブリン」・・・て、これがメインの見出し。
サブ見出しは「11月、永楽館大歌舞伎で座頭」。
Tシャツにジーンズ姿のさわやかな好青年。
という書き出しです。
「死ぬまで大阪の役者です」という通り、大阪生まれで大阪在住。
このあと愛之助さんのプロフィール的な紹介文が続きます。
1年12カ月、上方で歌舞伎が見られるようにしたい、という言葉も。
それから永楽館の話へと。
今年も3回目の永楽館大歌舞伎が開催され、その座頭を務める。
「永楽館の場合は、お客様に非常に近い。お客様の熱いパワーを
いただき、ものすごいキャッチボールをしている気がします」
今回の演目、片岡十二集のうち「近頃河原の達引」で主役の与次郎
を初演することについて。
「片岡家にとって大事な狂言です。以前、我當のおじさんのを拝見
して感動しました。難しすぎて自分にはできない役だと思っていま
したが」
内容は、与次郎の妹のお俊と恋人の伝兵衛が心中におもむくのを、
猿回しの舞で祝言させて送り出す、というものだそう。
「感動したのは、与次郎の情の厚さです。片岡十二集は知っておき
たいし、大事にしていかなきゃならない。永楽館という素晴らしい
舞台があることを知っていただきたい。これからも永楽館大歌舞伎
は続けたい」
以上。大事な箇所はだいたいこんな感じです。
●永楽館大歌舞伎
平成22年11月5日(金)初日~10日(水)千穐楽
詳細はこちら。
そういえば、片岡十二集って大歌舞伎の舞台でも頻繁には見られな
いですよね。亀治郎さんがおじさまの芸を精力的に演っているのも、
いい刺激になっているんだったらいいな。
ウィキペディアによれば「片岡十二集」とは
・馬きり(うまきり)
・石田の局(いしだの つぼね)
・赤垣源蔵(あかがき げんぞう)
・菅公(かんこう) → 『菅原伝授手習鑑』
・清玄庵室(せいげん あんじつ)
・吃又(どもまた) → 『傾城反魂香』
・大蔵卿(おおくらきょう) → 『一条大蔵譚』
・鰻谷(うなぎだに)
・大文字屋(だいもんじや)
・堀川(ほりかわ) → 『近頃河原の達引』?
・木村長門守血判状(きむら ながとのかみ けっぱんじょう)
・和気清麿(わけの きよまろ)
え? 「近頃河原の達引」は?
堀川というのがそうなんだよね。
はあ~、こんなところからやり直しだわ。
新聞にでかでかと「ラブリン」っていうのが
嬉しいです
「これからも永楽館大歌舞伎は続けたい」
この言葉だけで嬉しすぎて涙が出そう
貴重な記事を掲載してくださって
本当にありがとうございました。
> この言葉だけで嬉しすぎて涙が出そう
そうそう、ここ読んでそうだと思ってました♪
継続するのって大変でしょうけど、一番素晴しい
ことですよね~。うれしいですね。
まわりに毎日新聞をとってる人がいないので
偶然見つけてもらってよかったです(笑)。
関西版なのかな~、やっぱし。
最近お気に入りのポーズでしょうか。
歌舞伎観劇歴は四半世紀になりますが、「片岡十二集」の中で観ているのは菅原と吃又と大蔵卿くらいです。愛之助さんにはぜひ主役をコンプリートしていただきたい。
「近頃河原達引」には「四條河原の場」と「堀川の場」があります。四條河原で人を殺めた伝兵衛がお俊と死での旅にでる花向けに猿使いの兄が猿を使い祝言の真似ごとをして送り出す。何度見ても涙がこぼれる情愛の世界です。10月30日から国立文楽劇場で「近頃河原達引」の文楽が公演されます。先に文楽を通しで見てから永楽館もいいかも。
アハハ~♪
いま写真をくらべてみました。オンナジで~す♪
(↑買うたんかいっ!)
新聞のほうがちょっとナナメに振ってるだけです。
蝉しぐれの時は全然違ってましたね。
私は「木村長門守血判状」もです。
松竹座で我當さんが演じられたのを見ました。
「大文字屋」は映画「歌舞伎役者 片岡仁左衛門」
第2部「人と芸の巻(上)」に出てきましたね。
検索してたらこんなん見つけました。ファンになる前のです。
http://blog.so-net.ne.jp/anshi/index/37
しておいたのですが、お役に立てて嬉しいです。
みんなで協力して網を張らないとアキマヘン。
>「四條河原の場」と「堀川の場」があります
ってことは、片岡十二集に入っているのは堀川だけ
なんでしょうか。ううむ。いつか調べてみます。
ありがとうございます。
文楽と同時期にあるなんて偶然でしょうかね~♪
行きたいですが・・・。
その月は海老蔵襲名で仁左衛門の富樫を観るために松竹座へ遠征し、歌舞伎座では玉三郎が桜姫を再演したので、その2つで頭がいっぱいで、国立劇場のことなどアウトオブ眼中でした。
ひっそりまじめにやってたんでしょうねえ。
新橋は鬼門になっている。ドブに3万円捨てたので10,11月は上京なし、12月の合邦のみ。
ラブリン=「小川の辺」と言う来年公開予定の藤沢周平原作映画に菊池凛子の兄役で出演とか。
夫役でやんした。兄はヒガシですと。
そのまんまじゃないよ。
「堀川」と言えば「近頃河原の達引」をさします。
「帯屋」と言え「桂川連理の柵」、お半長衛門です。「酒屋」と言えば「艶姿女舞衣」です。
「小川の辺」今山形でロケですが、どんな映画になるのか?原作では愛之助さん演じられる佐久間森衛は一言もセリフが無い、40ページの作品なので脚本家次第でしょう。