近藤俊則さんが亡くなって
2年になる
トランペットで
世界中を
駆け回った人だ
学生時代は
ジャズをやっていた
京大だが
よく信大に来ていて
よく知っていた
池袋のパルコのバイトを
一緒にやったり
コンサートのチケットを
売ってあげたり
町田の鶴川に
住んでいた時には
一緒にヨガをやっていた
自然食の走りでもあった
玄米菜食
ヨガの後は
奥さんのお静さんが
自然食ご飯を出してくれた
学生時代からの
付き合いだった
先日の三回忌では
ドラムをやっていた
土取利行君が
新宿のピットインで
三回忌コンサートを
やったらしい
今治の生まれで
墓が
今治の常念寺と言う所に
あるそうだ
奥さんのお静さんは
情念寺だと言っているらしい
確かに
情念の人だった
情念寺の方が合っている
お寺の住職が若い人で
近藤さんのファンらしい
こんど墓参りに
行こうと思う
自分が愛媛に来た日が
近藤さんの納骨の一日後だった
先日
もぎたて倶楽部の
ブドウ農家の人と話ししてて
その人が京大出身だと言うので
近藤さん知ってる?
と聞いたら
知っていた
愛媛では
近藤さんは有名なんだ
もっとも
世界的に
有名人だったんだが
ドラムやってた
土取君も
世界中の太鼓を
叩いて
世界中を飛び回っている
今は
縄文の一部の土器が
太鼓だったと言う事で
鹿の皮を張り
手で叩いたり
棒で叩いたりして
縄文の音を
再現してくれている
縄文人の生活
"縄文の音"という
本を出している
息子が珍しく
YouTubeの
土取君の動画を
送ってくれた
縄文土器を再現し
鹿の皮を張り
叩いて見せてくれた
日本人の
音に関するこだわり
西洋人が雑音だと言う音
縄文人は
この音が
好きだったらしい
縄文時代からの
1万年と言う時間に
面々と
受け継がれている
日本人の感性
縄文時代を
調べて行けば行くほど
縄文時代が
いかに素晴らしい時代で
あったか分かる
人間の根源を
自然に生きていた人達がいた
しかも1万年という
時間を過ごして来た
途方もない時間を
争う事もなく
自由に
生き生きと
過ごして来た
縄文を知れば知るほど
縄文の面白さに
惹かれてしまう
よく考えたら
今でも
オーストラリアのアボリジニや
アメリカインデアンのホピ族
ブラジルの原住民は
縄文人と同じ時間を
過ごして来たのかもしれない
今世界中で
縄文土器が発掘されている
縄文人が世界中に
移住して行ったらしい
いろいろの物が
発掘されてくると
とんでもない事が
分かってくる筈だ
全ての歴史が
覆されてしまうくらいのことが
歴史は面白い