4月の絵画造形教室は
マーブリング染め
写真は
試しに染めてみた
色んな模様が出来て面白い
紙、布、木、革などに染まる
立体の物にも染まるらしい
渡部さんは隣りを
別荘代わりにしていて
一週間に一度くらい来ている
渡部さんは新居浜に住んでいるが
生まれは
西条の丹原の山の方の
桜三里らしい
中学高校は丹原で
丹原のはずれの
桜三里の入り口に
住んでいたらしい
てっきり新居浜の人かと
思っていたが
今空き家になっている所に
お母さんが住んでいて
5年前に亡くなられたそうだ
今は空き家になっていて
この空き家をどうにかしたい
という事で
相談があった
結構綺麗にしてある
ここならすぐに決まるかと思って
移住者で家を探している人が
多いので
聞いてみる事に
何人かに聞いたが
なかなか決まらない
古民家を探している人
日当たりのいい家
山の中の一軒家
移住者は贅沢だ
この辺には
それにかなうような所はない
西条にはそんな所は無いかも
あっても空かないだろう
石鎚山がそびえていて
山幅が狭い
すぐ後ろは山
崖くずれの危険地域が多い
朝日が当たらない
ここは金比羅街道の
宿場町として
昔は栄えたところらしい
今は新しく松山までの
11号線が走っていて
それと並行している
多少は車の音も聞こえる
上に高速道路も走っている
渡部さんとしては
家を処分したいらしい
タダでもいいから
もらってくれないかと
ところが借りるほうは
借りるだけにしたい
という事で
なかなか決まらない
一人もらってもいいという人が
現れた
帰りに
愚禿山に寄って話をした
もらったら
一生住む事になるよ
朝日が当たらない所に
売るにも売れない家
もらってどうするの
夜にメールが入って
やめますとの事
これで借りるだけの人に
連絡
借りるだけでOK
試しに一晩泊まってみたら
次の日泊まりに来て
大丈夫らしい
渡部さんに代わって
契約書も作ってみた
移住者が借りやすいように
まず
1年契約にする
細かいことは言わないで
住みやすいように
改造しても構わない
そのかわり
家に故障と不備が
生じた場合は
借りた人が直す事に
大家は
干渉しない
アンタッチャブルで
これくらいでないと
借りる人はいないでしょう
と大家さんを納得させて
ひとまず解決
これで
移住者はとりあえずここに住んで
好きなところが探せる
移住の一歩になる
丹原のはずれまでは
車で30分くらいかかる
何度も行くのは大変
決まってよかった
部屋にある
いらない物を処分するだけでも
大変
結構欲しい人がいて
大分無くなった
掃除機とオーブントースター
をもらってきた
出来るだけ
電気に頼らないように
しているが
この二点は欲しい
電子レンジの大きいのがあるが
電磁波が心配なのでパス
この一週間
行ったり来たり
やっと解放されて
ホッ
いや
山はどこも
さくらが多い
川沿いも
桜だらけだ
庭に植えた
枝垂れ桜も
節々に
青い芽が出てきた
楽しみだ