最近、色々と考える事がある。
例えば私は、一応の形ではあるが、NPOの人間として地域や病院で苦しむ患者や看護師などの相談を主として受けている現状がある。しかし、私自身が全てを肝要に受け入れられるかといえばそうでもない。これは、特に罵倒されたからそれに対して反応するなどという事ではなく、心のなかでは少なからずとも違和感を感じるということだけの話であるが・・・
もし私が、完全に心理学を学び、あらゆる理論家の看護論を述べることが出来ても実践できなければ意味がなく、逆に、心理学や哲学、そして歴史のなかで名を残してきた看護の理論家達の論を軽んじて学ぼうとしないのも精神看護を志すものとしては、欠陥であるといえる。
人間には限られた時間のなかで如何に効率的に、目的とすることを吸収するかが問われる。それは、我々が目指すような精神看護であっても、一つの娯楽であっても同様のことである。まずその視野の広さと余裕を持つことを知る必要があろう。
精神看護を志すなかで、もし対象の相手とうまく関われなかったとしてもそれは失敗ではない。だが、何故うまくいかなかったのかを考えなかったとすれば、それは“失敗”かもしれない。だが、あわせてどのような人間でも物でも完全というものがないということも自覚しておかなければならないし、相手にもそれを求めてはならない。
特に、直接的に医療に関する人ではない人が対象となる場合は、心が緩みがちである。例えば、配偶者であったり家族であったり。その様な時は、患者などと接するときより気が緩み、どちらかといえば我侭な部分が目立ってしまう。しかし、これも一つの“息抜き”と考えれば正常であるが、かたやそうとは思いたくない、自分の“落ち度”としてみてしまう事もある。夫婦喧嘩などではよく自己嫌悪に陥ったりもする。特に夫婦喧嘩で深刻になったということではないのだが、仲間内での問題も同様のように思う。やはりそこには、信用と油断が共存してしまうからであろう。だが、こうであってこそ人間的であり、他方で人間的に関わる事ができる。私はそう考えている。残念な事に、私のような立場の場合、息抜きをする対象(人)や場面を間違うとそれでも精神看護といえるのかと非難されたりもするが、正直胸の痛い部分でもある。
私が過去にある人と接して思ったことは、精神看護を志している人間であるからといって、全ての人間に正解もしくはそれに近い対応が出来るかといえばそうではない。これは、誰であっても同様である事を己で認識しなければならない。そして、うまく関係を築けなかった対象を恨んだり妬んだり、どこかで間接的にでも中傷してみたりする事は自分自身の成長を妨げるものであるという事をもう一度自覚しなおしてみる必要があろう。
精神科の医師に対してもいくらかそのような期待を背負ってしまいがちであるが、特に私達、精神看護を志す人間はその辺の誤解を周囲に解いていく必要もあるように思う。ただ一つここで肝に銘じておきたいのは、私もこれから先、色々なところで口頭で説明したり、文字で残したりする事をするだろうが、理論ばかりを並べた“机上の空論”の上での自己満足や合理化だけはしてしまわないように避けなければならない。同時に、他者を非難する事もあってはならないこと。
今日は、あらゆる角度から閲覧されている方々にも役に立つ部分があればと思い書いてみた。私自身、春から予備校の講師の仕事も入っており、今一度気持ちを引き締めなおす必要があると思い、この記事を切っ掛けに再度自らを振り返ろうと思う。
---------------------------------------------
※NPO泉州精神看護研究会への寄付金・募金を正式に開始いたします。以下の振込先ですが、お振込みの際は必ずmoth3@mail.goo.ne.jp宛てにご連絡ください。募金に関しては、使途を明確にし医療の発展に役立てたいと思います。
---------------------------------------------
振込先:三菱東京UFJ銀行和泉支店(店番210)
普通口座 4631947
口座名義 泉州精神看護研究会 ナカオ
---------------------------------------------
※NPO泉州精神看護研究会の会員を暫定的に募集いたします。ご興味のある方は、まずはmoth3@mail.goo.ne.jpまでメールをお送りください。
---------------------------------------------
※拙著「精神科看護師、謀反」をご入用の方は、moth3@mail.goo.ne.jpまでメールをお送りください。送料は、当方負担で無料送付(本代別途)させていただきます。
ランキングのクリックが6つもあり、不評ですが地道にお願いいたします↑↑
例えば私は、一応の形ではあるが、NPOの人間として地域や病院で苦しむ患者や看護師などの相談を主として受けている現状がある。しかし、私自身が全てを肝要に受け入れられるかといえばそうでもない。これは、特に罵倒されたからそれに対して反応するなどという事ではなく、心のなかでは少なからずとも違和感を感じるということだけの話であるが・・・
もし私が、完全に心理学を学び、あらゆる理論家の看護論を述べることが出来ても実践できなければ意味がなく、逆に、心理学や哲学、そして歴史のなかで名を残してきた看護の理論家達の論を軽んじて学ぼうとしないのも精神看護を志すものとしては、欠陥であるといえる。
人間には限られた時間のなかで如何に効率的に、目的とすることを吸収するかが問われる。それは、我々が目指すような精神看護であっても、一つの娯楽であっても同様のことである。まずその視野の広さと余裕を持つことを知る必要があろう。
精神看護を志すなかで、もし対象の相手とうまく関われなかったとしてもそれは失敗ではない。だが、何故うまくいかなかったのかを考えなかったとすれば、それは“失敗”かもしれない。だが、あわせてどのような人間でも物でも完全というものがないということも自覚しておかなければならないし、相手にもそれを求めてはならない。
特に、直接的に医療に関する人ではない人が対象となる場合は、心が緩みがちである。例えば、配偶者であったり家族であったり。その様な時は、患者などと接するときより気が緩み、どちらかといえば我侭な部分が目立ってしまう。しかし、これも一つの“息抜き”と考えれば正常であるが、かたやそうとは思いたくない、自分の“落ち度”としてみてしまう事もある。夫婦喧嘩などではよく自己嫌悪に陥ったりもする。特に夫婦喧嘩で深刻になったということではないのだが、仲間内での問題も同様のように思う。やはりそこには、信用と油断が共存してしまうからであろう。だが、こうであってこそ人間的であり、他方で人間的に関わる事ができる。私はそう考えている。残念な事に、私のような立場の場合、息抜きをする対象(人)や場面を間違うとそれでも精神看護といえるのかと非難されたりもするが、正直胸の痛い部分でもある。
私が過去にある人と接して思ったことは、精神看護を志している人間であるからといって、全ての人間に正解もしくはそれに近い対応が出来るかといえばそうではない。これは、誰であっても同様である事を己で認識しなければならない。そして、うまく関係を築けなかった対象を恨んだり妬んだり、どこかで間接的にでも中傷してみたりする事は自分自身の成長を妨げるものであるという事をもう一度自覚しなおしてみる必要があろう。
精神科の医師に対してもいくらかそのような期待を背負ってしまいがちであるが、特に私達、精神看護を志す人間はその辺の誤解を周囲に解いていく必要もあるように思う。ただ一つここで肝に銘じておきたいのは、私もこれから先、色々なところで口頭で説明したり、文字で残したりする事をするだろうが、理論ばかりを並べた“机上の空論”の上での自己満足や合理化だけはしてしまわないように避けなければならない。同時に、他者を非難する事もあってはならないこと。
今日は、あらゆる角度から閲覧されている方々にも役に立つ部分があればと思い書いてみた。私自身、春から予備校の講師の仕事も入っており、今一度気持ちを引き締めなおす必要があると思い、この記事を切っ掛けに再度自らを振り返ろうと思う。
---------------------------------------------
※NPO泉州精神看護研究会への寄付金・募金を正式に開始いたします。以下の振込先ですが、お振込みの際は必ずmoth3@mail.goo.ne.jp宛てにご連絡ください。募金に関しては、使途を明確にし医療の発展に役立てたいと思います。
---------------------------------------------
振込先:三菱東京UFJ銀行和泉支店(店番210)
普通口座 4631947
口座名義 泉州精神看護研究会 ナカオ
---------------------------------------------
※NPO泉州精神看護研究会の会員を暫定的に募集いたします。ご興味のある方は、まずはmoth3@mail.goo.ne.jpまでメールをお送りください。
---------------------------------------------
※拙著「精神科看護師、謀反」をご入用の方は、moth3@mail.goo.ne.jpまでメールをお送りください。送料は、当方負担で無料送付(本代別途)させていただきます。
ランキングのクリックが6つもあり、不評ですが地道にお願いいたします↑↑
ブログへのご訪問ありがとうございました。
精神科看護って看護に関しては、あらゆる分野の集積であると思います。
だから、あらゆる知識&技術を習得した上で望みたい、と思っていました。が、家庭の事情により一時仕事を中断していまして、実はそれほど多くの経験を積まずに望むことになりました。
今は外来勤務で患者さんとの関わりがあまり深くはできませんが、もう少し慣れたら、病棟で患者さんとの関わりを持ちたいと思っています。
ブログ始めたばかりですが、実は看護のグログがあることを知らなくて、仕事関係のお話ができる場があることを知ってうれしく思っています。
勝手にリンクさせていただきました。
私の趣味のブログ見てくださる方にも看護について知ってほしいと思いましたので。。
仕事面のお話では、こちらに伺わせていただきたいと思います。
今後とも、よろしくお願いいたします。
また、ホームページの中でよりよい反省について検討をしていきたいと思っています。具体的には「反省の原因」・「反省の方法」・「改善の方法」の3つのプロセスについて記述したいと思っています。
もし、反省のあり方について何かいい方法を今まで聞いたことがあったり、ご自身で何か体験したことがありましたら、お手数ですが、教えて頂きたいのでよろしくお願いします。
また、もし上記3つのプロセスの要素のうち、1つだけの場合でも教えて頂けると幸いです。こちらまでメールを頂きたいのでよろしくお願いします。jsea2007@yahoo.co.jp
看護師にまつわるリンク集を管理しております
ビジログと申します。
貴サイトを拝見致しまして、
当方のブログ
「看護師のお仕事♪」
(http://job-nur.busilog.com/)
にリンクを設定させていただきました。
今後ともよろしくお願いします。
お返事が遅くなりました^^
多彩な趣味をお持ちで、うらやましい限りです。仕事をこなす中で、趣味のための時間をつくることも、ひとつの“腕”なんでしょうね。そこをぜひとも見習いたいです。
精神科での看護についてですが、別に他科を学びきってから、くるという場所でもありませんので、気楽にいったらよいと思いますよ^^看護は専門性が重要なポイントとなりますので、どちらがどうというものはありません^^それぞれその科で一生懸命学べばよいだけのことですから。
これからもよろしくお願いしますね!
コメントありがとうございます。また何かありましたら、コメントさせていただきますね。
コメントありがとうございます。そして、リンクありがとうございます。これからも何かありましたら、積極的に意見交換をさせていただければと思います。