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添加物を気にし出すと市販の食品は買い難くなる

 ほとんどの市販の食品は添加物まみれだと言われている。添加物には食品を長持ちさせる等のメリットはあるものの、健康への影響も懸念されている。気にし出すと、調味料も含めて市販品がほとんど買えなくなる。

 安い物には材料も含めて理由があり、基本は値段相応だと思っている。また、冷凍の高級品だと添加物は少ないように思ってしまうが、冷凍して保管しても見た目や食感が劣化しないようにするために添加物が使われる。

 あくまで一例として紹介するだけで他意はないが、先日お取り寄せしたと紹介した千疋屋の銀座タルトの原材料は以下のようになっている。


 出所:楽天市場|銀座千疋屋

 品質とのバランスで添加物は最低限に抑えられていると思うが、見ての通り結構多い。市販のケーキで一番よく使われる乳化剤を始め、加工澱粉、グリシン、ゲル化剤(増粘多糖類)、保存料(ソルビン酸K)、着色料、香料、リン酸塩(Na)、酸味料、pH調整剤とバラエティ豊かだ。

 加えて言うなら、乳化剤、香料酸味料、pH調整剤など一括名で表示できるものがあるので、実際の種類はもっと多いのが普通だ。さらに加工の際に用いられてもごわずかしか残らないような加工助剤 、原材料の製造又は加工の過程において使用されキャリーオーバーされるものは表示を免除される。

 そもそもフルーツの栽培には多種類の農薬が使われていて、残留農薬の問題もある。農薬は添加物よりも一般に毒性が強い。それなりの規制もあるが、心配し出すと切りがない。私のように先が短くなったシニアならましだが、子供や若者の場合はなおさら心配になる。


 なお、乳化剤に関しては、以下の記事が分かりやすい。このシリーズ(食品の裏側&世界一美味しい「プロの手抜き和食」安部ごはん)は東洋経済に連載されていて、私も一通り読んでいる。


 食品の風味や食感、保存性をよくするリン酸塩は、取り過ぎるとカルシウムの吸収を阻害し、骨がもろくなったり、腎臓に負担がかかったりする健康への影響が大きい添加物の一つとして知られている。市販のおせち等にも多用されている。

  お正月に向けておせちををお取り寄せ等した人には気分を害する情報で申し訳ないが、上の記事と同じシリーズに今月掲載された記事がある。



 お取り寄せしたタルトにも添加物は多かった訳だが、たまに食べる程度なので問題ないだろうと思っている。普段の食品の買い物でも、それほど気にはしていない。ただ、一番基本的なこととして、できるだけ加工度の小さい食品を選び、自分で調理するのが一番良いとは思っている。


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