商船三井は恩株として600株保有しているが、従来の株主優待は「にっぽん丸」クルーズ優待券とフェリーサービス共通クーポン券だけだった。しかし、今年からカタログギフトの株主優待が新設(追加)され、300株以上、2年以上保有で3,000円相当の品が選べるようになった。権利確定は3月末。詳しくは以下にある。
カタログギフトは、にっぽん丸のクルーズやフェリーさんふらわあの寄港地に関連した「船の旅で見つける にっぽん いいものめぐり」として選ばれた品になっている。私は、さんふらわあに関連した「北海道産 鮭漬け丼の具」を選び、下の写真の「づけサーモン 70g×4」が先日届いた。
ほんの少しいくらも入っているが、汁気はぜんぜんない。味はよく、おかずとして食べるにはよいが、漬け丼にするには少しはタレがほしかった。次回は別な品にしようと思った。
なお、先週末7月12日の株価は少し調整中で4,843円(2月高値は5,511円)だ。PBR 0.75倍、予想PER 8.16倍、予想配当利回り 3.72%、実績ROE 12.23%と割高感はない水準ではある。しかし、300株だと145万円ほど必要になるので優待目的で買うには高過ぎるだろう。
商船三井の長期の月足チャート(出所:株探)は次の通りである。
株価はリーマンショック前の高値には及ばないもののかなりの高値圏にある。海運市況の業績への影響も大きいため、現在の指標で割高感はなくても買いにくい感じはする。特に、私のような逆張り派にとっては。
10株併合や3分割を経て、私の口座上の平均取得価格は687円になっている。底値圏と言える水準なので、たとえ株価が半値に暴落しても今さら買い増す気にもなれない。予想配当利回りは26.2%にもなるし、株主優待ももらいながら放置し続けるだけの銘柄になっている。それで普段は株価も気にしていない。長期投資の理想形の一つといえるだろう。