プチ早期退職者の資産運用+αブログ

誤発注で売ってしまったマネックスGの買戻し



誤発注の状況

 当時ツイートし、以前の記事にも追記していたのを削除し、この記事にまとめ直した。

 2021年9月22日、中国の恒大集団の破綻が確実になって株式市場がだいぶ下げ、マネックスGも下げてきた。口座に資金もあったので、550円で500株買い戻そうしたら、誤発注して554.3円で500株売ってしまった。利益としては税引前で14.6万円、利益率112%、年利換算57%で悪くはない成績になったが。

 その頃、株式市場全体の値動きが大きくなっていたので、朝起きてから布団の中で寝ころんだままスマホで保有銘柄の値動きをチェックしていた(私はだいたい9時前後に起きる)。マネックスGが555円前後の値動きだったので、そろそろ買い戻してみようかと思った。

 スマホアプリで保有銘柄の気配値を見た画面で注文を出すと、自動的に売注文を出す状態からスタートする。もちろん、それは知っているし、買と売で注文画面の外枠の色も変わる。にもかかわらず、指値と株数の方に意識が行って、確認画面も気にせず注文してしまった。誤発注する場合は常に確認画面をスルーしてしまう時価よりも下の売指値注文となったので、一瞬でSORで約定した。

 すぐに買い戻すと税金分だけ損するし、気分を害して買う気も失せてしまった。マネックスGの過去1年の日足チャートに誤発注売りと買戻しの結果を追記したものを以下に示す。誤発注の9月22日が直近の安値を付けた日だった


 出所:チャート部分は株探(https://kabutan.jp/stock/chart?code=8698)


誤発注後の株価の動きニュース

 誤発注後、株価は600円割れで底値固めの動きをしていたが、10月以降は上げ基調となった。

 2021年11月5日、米国子会社のトレードステーションがSPACとの統合によってニューヨーク証券取引所に上場する等のニュースを材料にストップ高になった。

 2021年11月14日 当社連結子会社 TradeStation Group, Inc.の Quantum FinTech Acquisition Corporation との De-SPAC による ニューヨーク証券取引所上場に関するお知らせ https://www.monexgroup.jp/jp/news_release/irnews/auto_20211104424183/pdfFile.pdf

 その後、1,080円まで上げた。たらればの話になってしまうが、もし誤発注で売ったのではなく550円で買い戻していたら、買い戻した分はストップ高や1,000円で売り上がっていただろうと思う。この時は、逃した魚は大きい、という気持ちになった。

 株価はその後、ビットコイン等(暗号資産)の下げに連動して下げてきた。 12月10日にはビットコインが5万ドルの節目を割り込んだことがニュースになっていた。

 ビットコインの下げは続き、マネックスGの株価も下げ続けた。以下は今年1月24日のニュースで、ビットコインは2日で2割も下げていた。

 2月21日、午前中にマネックスGは一時500円割れになっていた。それを見て、誤発注での税金分を考慮しても損しないよう480円で500株の買注文を出しておいた。しかし、その後488円までしか下げず、買戻しは失敗した。今回もタイミングは良かったが、指値が悪かった。

 2022年3月23日、コインチェックの持ち株会社となる予定のCoinCheck GroupがSPACを通じてナスダックに上場するということでストップ高買い気配となった

 2022年3月22日 当社連結子会社 Coincheck Group B.V.の Thunder Bridge Capital Partners IV, Inc.との De-SPAC による ナスダック上場に関するお知らせ https://www.monexgroup.jp/jp/news_release/irnews/auto_20220309503074/pdfFile.pdf

 株価は3月24日に760円まで上げた。いつも買戻し損ねた後にビッグニュースが出るパターンになっていた。しかし、マネックスGの株価も持続性がなく、やはりダラダラ下げてきた。なんせビットコイン連動と言われているぐらいなので。


買戻しの状況

 5月12日の朝方、保有銘柄の株価チェックをしているとマネックスGの株価が急落し、469円になっていた。下げた理由は後述するが、今回こそは買い戻そうと470円で500株の指値買い注文を出した。少し反発した後に下げてきたが、買戻し損ねるのを恐れて475円に指値変更したらすぐに出来た。

 株価は結局460円まで下げたので指値変更は不要だったが、前に買戻し損ねた時よりは安く買えたので良しとしよう。今回買った分は元々恩株分だ。もう一段下げていく可能性はあるが、その場合は誤発注時に買おうとした分の買を改めて考えたいと思っている。


ステーブルコインの急落

 マネックスGの株価が急落したのは、暗号資産のテラが暴落し、それに伴って他の暗号資産も急落したからだった。ドルと連動したステーブルコインのはずが、ぜんぜんステーブルじゃない。実際に発行体が十二分にドルを保有している訳ではないので、元々なんか怪しいとしか感じない。

 関連ニュースを幾つか載せておく。すぐに落ち着くとも思えないので、しばらく騒動は続きそう。








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