今回も記事にするのが遅くなってまった。我が家は妻との二人世帯になっているが、3月の電気代(1/9~2/8使用分)が2万円を超えていて驚いた。
猫のため暖房費
4月請求分までのガス代・電気代の月ごとの推移と昨年との比較は下記の通りだ(電気もガス会社にしている)。3月分の請求金額は吹き出しで追記した。
1年前の2倍を超えるぐらい電気代が高くなったのは、電気代の水準が上昇していることもあるが(後述)、体調を崩した猫のための暖房費によるものだ。
我が家の腎不全のアメショーが12月下旬に体調を崩した。それで色々検査したり、3日連続で点滴に通うなどした(ちなみに12月分の動物病院の支払いは8万5千円ほど)。その際、人間が寒いときは猫も寒くて体調を崩しやすいと言われた妻が、ガンガン暖房を使うようになった。
元々寒がりの妻は、猫と普段いるリビングでそれなりに暖房を使っていたし、猫のオリの中で使う電気マットも元々使っていた。それに加えて、長い間使っていなかったオイルラジエターヒーターを引っ張りでしてきて、500W分の方だけだが一日中付けっぱなしで使うようになった。多分それが電気使用量に一番効いたと思う。
私は冷暖房をほとんど使わないので、私のいた部屋とリビングの寒暖差は10度ほどもあった。この寒暖差で私の方が体調を崩すのではないかと思ったが、平気だった。アメショーの方は4種類もの薬を飲ませていたが、正月の間に体調が落ち付いてきた。その後も暖房は強化したままだったが、猫のためには仕方のないところだ。
電気代の水準の上昇
電気代については、使用量が増えて高くなったのは間違いないが、電気代の料金水準が上がて来ているのも一因にはなっている。ご存じだと思うが、電気代は以下の要素で決まる。
基本料金+電力量料金 ± 燃料費調整額+再エネ賦課金
原油やガスの価格はコロナ蔓延の初期には低迷していたが、その後は大きく値上がりしてきたし、最近では円安も加わったため、燃料費調整額は高くなる一方だ。
また、利益のために自然破壊を平然と行う業者もいたりする太陽光発電等に回される再エネ賦課金も増える一方になっている。以前の記事に追記してあるが、2021年度に標準家庭で年1万円超にもなっている。
電気の使用量が平均的な家庭の電気料金の推移のグラフは、以下のようになっているらしい。1年で25%ほど高くなっている。
電気代に限らないが、所得が伸びない中での最近の物価の値上がりは一般家庭を直撃している。検討使(岸田首相のあだ名?)率いる今の政府に対策を期待しても無理な気がするが、多くの野党は自民党より酷そうで選択肢がないので困るなぁ。