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最近観た邦画(2024年8月)

 プライム・ビデオで観た邦画の簡単な感想のメモ。


 出所:アマゾン・プライム・ビデオのサムネイル画像
 

大怪獣のあとしまつ

 2022年。日本を絶望に追い込んだ巨大怪獣が謎の光で突然死んだが、その死体をどう処理していくかというドタバタをコメディタッチで描いている。プライムでは低評価だったが、この分野の映画は好きなので観てみた。そして、低評価なのを納得して終わった。

 面白い題材だし、シン・ゴジラを意識した作りにウルトラマン要素を加えた感じで俳優陣も豪華だ。しかし、政府関係は品なく下手にやり過ぎ、無意味と思えるシーンもたくさん、結局多くの謎は放置して、突然の結末から続編予告。唯一関心したのは隣国の報道官を通しての風刺だけだった。


ゴジラ-1.0

 2023年。アカデミー賞の視覚効果もとったゴジラ70周年記念作品映像の迫力はさすがだし、変にギャグとや批判も入ってない本格的な怪獣映画。登場人物の人間ドラマもまずまず。しかし、ゴジラの背びれか派手になり過ぎているし、熱線放射時に背びれが順に上がっていくのも機械的で違和感があった。

 ただ、ちょっと調べてみると、後者はインプロ―ジョン方式という原子爆弾の爆発の仕方を参考にして作ったギミックということだった。また、ハッピーエンドぽいところの謎も一応の答えはあるようだ。詳しくは以下にある。

『ゴジラ-1.0』山崎貴監督に読者の疑問をぶつけてきた!背びれギミックの創作秘話から、ラストの首模様の意図まで次々回答!


マスカレード・ナイト

 2021年。前作の『マスカレード・ホテル』も観ていたが、サスペンスとしての面白さ半分、木村拓哉演じる刑事と長澤まさみ演じるホテルマンのやり取りを楽しむのが半分という感じのシリーズ。今回、後者の要素はやや少なめだったが、全員仮装で参加する年越しのカウントダウンパーティーという設定と、犯人が誰か最後まで分からないという展開と、豪華な俳優陣の演技で楽しく観られた。


真夜中乙女戦争

 2022年。大学生になった主人公を含め、閉塞感、不満を持った人間が集まり、最後は大規模なテロ行為に至るという話。主人公と先輩の恋愛も少し絡めてある。プライムでの評価が高めだったので観てみたが、盛り上がりに欠けるし、台詞回しも今一つよく分からないし、私には共感できるようなところもなく、全然面白くなく、すごく退屈な映画だった。感想メモを残すのも止めようと思った。しかし、評価が高い人も結構いるので、コロナ禍を経験した若い世代とかでは刺さる人もいるのだろう。


サイレント・トーキョー

 2020年。爆弾テロに協力を余儀なくされる人や関係者を描きつつ、自衛のための防衛について考えさせるサスペンス物。1本の映画の中でまとめているので色んな掘り下げが浅くなるのは仕方ない所だが、テンポよく話が展開していく。犯行動機に納得性はないものの真犯人も最後の方まで分からないようになっていてエンタメ作品としては中々面白かった。


沈黙のパレード

 2022年。東野圭吾原作のガリレオシリーズ多くの関係者と物理学に関わるトリック、真犯人に至る部分で何回もどんでん返しがあるストーリーで安定的な面白さだった。ただ、今回トリックの物理的要素は軽め。あと、司法の問題として、完全黙秘を続けるとよほどの物証が揃わない限り有罪に出来ないのかというのも気になる所で、故に警察は自白主義になってしまうのかとも思った。



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