無償でWindows 10にアップグレード
昨年から注意喚起が盛んに行われていたWindows 7の延長サポートが1月14日に終了する(企業向けの有料サポートは継続)。2015年にWindows 10がリリースされた後、Windows 7以降のOSはしばらく無償でアップグレードできたので、多少の知識のある人は対処済みだろう。メーカは比較的新しいパソコンでないとWindows 10へのアップグレードをサポートしていなかったので、やらなかった人もいるかもしれない。
我が家にあったWindows 7や8のパソコンはすべてサポート対象外だったが、ダメなら元に戻せるようになっていたので、すべてアップグードした。外付けの無線LANアダプタの調子がおかしいとか、一部グラフィクスの設定機能が使えなくなったりとか細かな点で問題はあったが、基本的な動作に問題はなかったので、そのままWindows 10で使ってきた。
正式な無償アップグレード期間はとっくに終了しているが、実は今でもOKだという情報もある。実際に私は確認していないので保証の限りではないが。インストールの仕方をさっと見た限り、無償期間中にインストール用USBを作ってWindows 10にした時と同じだった。
元はVistaの機種でもWindows 10は正常動作
Windows 10にした一番古いパソコンは、2010年の初めに購入したSOTEC DS501Bというスリムデスクトップだ。当初Windows Vistaだったが、Windows 7 Professionalを別途購入してデュアルブートにしてあった。古いマイナな機種だが、AMD製の低消費電力クアッドコアCPUで、ブルーレイドライブも付いていて捨てるには惜しい。デスクトップなので拡張性は高く、Windows 7proにする際はDSP版(パーツと一緒に購入する版で安い)を購入してUSB3.0のインタフェースを追加した。また、SATAコネクタにも余裕があったので、128GBのSSDを増設して起動ドライブにした。
しばらくVIstaとWindows 10のデュアルブートにしてあったが、いろんなOSインストールをやり直してきたせいか、起動が変に遅くなっていた。マスターブートレコードからVIstaのパーティションに一旦飛んで、その後でWin10のパーティションに来ているようだった。当初付いてきたVista版アプリを使うこともなかったので、ブートの修正にトライするのは止めて、SSDにWindows 10をクリーンインストールし直したら快適になった。それで満足してめったに使っておらず、予備機のようになっている。
普段はWindows 10にしたノートパソコンを利用
普段は2011年末に買ったHP Pavilion dv7という古い17インチのノートバソコンをWindows 10にアップグレードして利用している。CPUはかなり古い世代のCore i5だが、メモリは8GBに増設してディスクへのスワップアウトしないように設定してあるし、HDDは512GBのSSDに換装したので、Web主体でAmazonでプライムビデオを観たりするには性能的にも十分足りている。
2010年以降ぐらいのパソコンは、基本性能が向上しているので、適切にメンテナンスと補強すれば、昔のパソコンに比べてずっと長く使えるようになったと思う。