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日精樹脂工業の株主優待品と投資状況

 先日、日精樹脂工業の株主優待品が届いた。投資状況についても簡単にまとめておく。


株主優待品

 3月末権利確定で、10月頭に本社のある長野県埴科郡坂城町の特産品ギフトを送ってくれる。100株以上で1,500円相当、500株以上で3,000円相当となっている。

 先日届いたが、以下は1,500円相当の品で、株主優待用オリジナル品の白桃のジャム、いちごバタージャム、ねずみ大根のドレッシングのセットだ。まだ食べてないが、大手メーカー品よりも少し高級そうな感じでなかなかよい。



投資状況

 日精樹脂工業はプライム市場銘柄で、ブラスチックなどの樹脂を射出して成形するための射出成形機の最大手だ。周辺機器、金型、部品等に展開している。地方本社のメーカーではあるが、日本・中国・タイ・米国の世界4極によるグローバル生産体制により80カ国以上に出荷(海外売上は約60%) しているほか、イタリアの超大型射出成形機メーカーのネグリ・ボッシ社を買収したりして、海外を強化している。

 出荷先には自動車分野も多いため、自動車生産が停滞していたことの影響を受けたりして2020年3月期から2021年3月期は業績が落ち込んだ。しかし、十分に黒字で減配しても20円配当は余裕でできたし、実質無借金経営で財務もよい2022年3月期実績は、土地売却益も含むが1株益137.4円に急回復、配当は30円となった。

 日精樹脂工業の週足チャートを以下に示す。


 出所:株探(https://kabutan.jp/stock/chart?code=6293)


 上記のような会社の状況と値動きの中、十分に割安になっていると判断して、まず2022年1月27日に999円で100株だけ買ってみた。今回の株主優待品は、これでもらった分になる。

 その後、1,000円前後の値動きを続けていたが、権利落ち後の4月以降は少し下げてきたので買い増しを始め、4月19日の950円の買から6月22日の872円買までで累計500株になった。優待品は1ランクアップになるが、そのためよりも割安だと判断して保有株数を増やすためだっだ。

 四季報秋号によれば、土地売却特益剥落でも2024年3月期の1株益は102.5円、配当は記念配込で35円となっている。10月7日終値の934円だと、PBR 0.47倍、予想PER9.11倍、配当利回り3.75%になる。自分の投資資金の状況次第だが、将来的な一部利食いのため再度900円割れになるなら拾っておきたいと思っている。


 なお、買い推奨している訳ではなく、あくまで自分の投資判断の結果として書き残しています。念のため。

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