プチ早期退職者の資産運用+αブログ

2023年前半にNISAで積み立てた投信の解約

 2023年1月から6月まで、NISA口座で毎月1万円だけ全世界株式(除く日本)を積み立てていた。積み立て始めた頃、同投信の基準価格は概ね横ばいの中での高値圏にあり、2023年は米国株安や円高で基準価格が値下がり傾向になることを想定して積立にはいい時期だと思って始めた。

 また、2024年から始まる新NISAで同投信を積み立てることを想定していたので、その前段としてやってみて平均取得価格(個別元本)を見て、それを基準に積立額の設定したいと思った。

 ところが、想定に反して2023年4月以降は米国株が大きく戻し始め、また年初の円高は何処へやらで円買い介入警戒感が出てくるほど円安も進み、基準価格は上放れしてしまった。上がり続ける投信を積み立てたいとは思わないので6月までで中断した。

 同様の趣旨で同時期に特定口座で毎月2万円積み立てていた米国株式(S&P500)も中断して今年2月末に解約していているが、そのことは中断についてまとめた記事に追記してある。

 NISA口座なので非課税期間を活かそうと保有を続けてきたが、現在の基準価格は8月の大きな下げから回復して最高値圏に戻った。投資額は6万円に過ぎないし、新NISAのつみたて投資枠で同投信の毎月5万円の積立を続けているので、この機に旧NISA分は解約することにした。積立と解約の状況を図にまとめると以下の通り。




 先週末に解約することを決めて注文を出し、11月19日に約定した。個別元本23,589円/万口で34,416口保有していたが、解約時の基準価格は27,222円/万口だったので受取金額は93,687円、非課税利益は33,687円で利益率52.1%の成績となった。昨年前半だけの積立の成績として考えれば上出来だろう。

 一方、年初から継続している新NISAでの積立分の評価益も+10.74%となっており、好調は持続している状況にある。投信積立の観点からは何か出来過ぎの感じがする。本格的に調整に入れば積立額を増額したいと思ってきたが、8月の大きな下げも一時的で機会がなかった。大きく上げ続けてから調整しても、初めから満額積み立てていた方がよかったという結果になるかもしれない。

 米国株は上げ過ぎ、円安は行き過ぎと2022年後半頃からずっと思ってきたが、結局、米国株は上げ続け、円安の状態は続いている。自分の思ったように動かないのは普通と心得ているので、新NISAでの積立の方は淡々と続けている。






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