出光興産の株主優待の抽選に私と妻がそれぞれ当たり、「題名のない音楽会」の収録に2回参加した。
出光興産の株主優待
今年3月末から500株以上の株主を対象に「題名のない音楽会」収録に抽選で招待や、「キッザニア東京・甲子園・福岡」入場券を抽選で贈呈する株主優待が開始された。詳しくは以下にある。
株主専用WEBサイト「いでみつコネクト」に登録してあると、収録予定が決まる度に案内がメールで届くので、それを契機にサイトで申込をする形になる。
私は1,500株、妻も500株保有していたので、案内が届くとそれぞれ申し込んでいた。1株主当たり2名分応募でき、幸いにも違う日が当たったので、2回とも妻と二人で参加した。
8月20日の収録
場所は東京オペラシティ コンサートホール、会場の様子は以下。
2本撮りで、次の内容だった。
第1部 「新世代のイチ推し! 新しいクラシックの音楽会2024秋」
出演者 ヴァイオリン:廣津留すみれ、フルート:多久潤一朗、ハーブ:高野麗音 ほか
放送予定 11月19日
編曲ではなく再作曲されたクラシック音楽の演奏や、多久潤一朗さんがフルートで尺八っぽい音色、広い音域を聞かせてくれたりと、確かに新しいクラシックだった。
第2部 「60周年記念企画 6 上野耕平が挑む!新しい吹奏楽の音楽会」
出演者 ぱんだウインドオーケストラ(サクソフォン:上野耕平 ほか)
放送予定 9月21日
中々の大音響で元気いっぱい、演奏している人も楽しんでいる感じ。人気アニメのラップ系の主題歌もあったが、もちろん私はアニメも曲も知っていた。
9月3日の収録
場所は昭和女子大学 人見記念講堂、会場の様子は以下。
2本撮りで、次の内容だった。
第1部 「もっと自由に誰でも音楽を楽しめる! el tempoの音楽会」
出演者 el tempo(コンダクター:シシド・カフカ)、oioi
放送予定 11月3日
楽譜無し、コンダクターのハンドサインで奏でられる即興音楽で、私は初めて知った。シシド・カフカさんの動きがかっこよかった。el tempoの演奏の様子はYouTubeにも色々あった。ソニーが開発中という新しい楽器・ハグドラムの紹介もあってoioiや司会の石丸幹二さんと一緒の演奏もあった。
第2部 「60周年記念企画 7 日本の伝統楽器を未来に繋げる音楽会」
出演者 尺八: 藤原道山、尺八アンサンブル:風雅竹韻、三味線:本條秀慈郎、、トランペット:松井秀太郎、箏:LEO(今野玲央)
放送予定 10月19日
藤原道山さんが尺八で高音を続けてフルートぽい音色を聴かせたり、LEOさんが十七絃箏を奏で、ライヒのミニマル・ミュージックを聴かせたりと多彩な内容だった。
演目は各部とも4曲だったが、放送予定日前でもあるので省略する。
東京で夜、音楽会に参加したので、食事も楽しんで帰りたいところだったが、体調急変も懸念されるアメショーが心配なので終わると急いで帰った。夕方5時前に家を出て10時前には帰宅。念のため、妻は近所に住む子供に仕事帰りに様子を見てくれるよう頼んでいた。
なお、題名のない音楽会は今年60周年。私は小学生の頃、日曜朝のアニメの前だか後に見ていた覚えがある。音楽に興味があった訳ではなく、1台しかなかったテレビで母が見ていたので一緒に見ていただけだった。当時の司会は黛敏郎さんだった。ネスカフェのCMにも出演されていたので覚えている。
出光興産は当初から1社スポンサーで「カネは出すが口は出さない」というスタンスで続けてきたらしい。立派なものだ。