金の買取価格(正式には市場売却受託サービス価格)が目標の1万円を超えそうだと思いながら、毎営業日届く三菱ゴールドレポートを見ていた。そうしたら、銀の買取価格が125円を超えてきたので500gだけ利食った。
三菱マテリアルの銀価格の5年チャートは以下の通りである。
銀の海外価格は2020年~2022年に付けた高値はおろか今年の高値さえ超えていないが、国内価格は円安が進行して高値を更新している。銀はインフレ対策の現物資産であるし、円安への保険にもなるので積極的に売る気はない。
とはいうものの2022年4月に500g売った時から15円(13%)ほど高くなっていたので、譲渡所得の特別控除50万円による非課税枠を活かすために500gだけ売ることにした。前回との買取価格等の比較は以下の通りである。
前回(2022年4月13日)
買取価格 110.39円/g 海外相場 $25.39/oz 為替相場 125.62円/$
今回(2023年8月30日)
買取価格 125.13円/g 海外相場 $24.73/oz 為替相場 146.05円/$
なお、私は三菱マテリアルの株主なので、買取価格は0.11円だけ一般の人より高くなっている。
積立は続けていて平均取得価格は66.36円/gに上がっている。その結果、売却価格 62,565円に対して譲渡益は29,385円(利益率 88.5%)となった。お小遣い程度の金額ではあるが、非課税の利益が確定した。