一昨年の冬、散歩の際に採取したモミジの種は昨年の3月に発芽し、冬にはきれいに紅葉した。昨年は少し芯止めした以外は何もしなかったが、今年は葉刈り等をしてみた。
葉刈り前の様子が以下の写真(5月8日)。

3本生えているが、そのままでは密になるので、元気な2本は麻ヒモで外側に引っ張って曲げている。前の記事にも書いたが、1本は発芽した頃からか弱々しく、何とか生き延びてきたが樹勢は弱いままだ。
3月に伸びた枝は少し間延びし、葉の大きさにもだいぶ差があった。モミジの盆栽について調べると、少し剪定して葉刈りすると枝分かれが増え、葉の大きさも揃ってはれいな紅葉が楽しめるらしい。それで、やってみることにした。
少し剪定して葉刈した後の様子が以下の写真(5月8日)。

元々小さい葉だけは少し残した。この写真だと、麻ヒモで外側に引っ張っている様子もよく分かると思う。鉢の底にヒモを回して2本をお互いに引っ張らせている。
1ヵ月ほど経つと新しい葉が出そろった。大きさも前よりは揃っている。
葉刈した後に出そろった二番芽の葉の様子が以下の写真(6月11日)。

その後は、葉の色が若干濃くなった程度で、新芽が出ることもなかった。
葉刈り2ヵ月後の様子が以下の写真(7月8日)。

今年はこのまま紅葉していくと思う。昨年よりは広がって葉も増えたので、少し良い紅葉が見られると期待している。