そのまた次の冬も室内退避させたが、暖房を入れてない部屋に置いていたので、結局、寒さに負けて一部の子(孫)がポロリと落ちたりした。落ちた子は傷んだ部分をカットして挿し木したらやはり復活した。
さらに次の冬からは室内退避させるのも止めてしまい、軒先に置いたままにした。そして、春先に傷んだ所はカット、落ちた子も傷んでない部分は挿し木するだけにした。その結果、最近の墨烏帽子の様子は以下の写真(左)の通りで、一応は増殖している。何年かの寒さに鍛えられて落ちない子も出てきて、段々と高くなってきた。
一番背の高い分の一番下の部分は2020年に復活して吹いた子で、翌年の春先に落ちたのを挿し木した分になっている。したがって、傷んだ所のカットで少し低くなったりしているが、一番背の高いのは5年分の高さだ。
墨烏帽子の右横に写っているサボテンの種類は分からないが、長年放置していたサボテンの寄せ植えの中で枯れずに残っていたものの上部をカットし、しばらく乾かしてから6月上旬に挿し木したものだ。下の写真(右)と見比べると半年で少し成長したのが分かる。
2021年2月末のサボテンの寄せ植えの中で生き残ったのは挿し木に使った分だけだった。角度的に高さが分かない写真になっているが元は10cm弱程度のものだった。寄せ植えの置き場所は春から秋にかけて藤の陰になってしまってほとんど日が当たらない場所だったため、次第に弱っていって1つを残して他は枯れてしまった。