クレジットカード払いと現金払い

　高額商品を買う時、クレジットカード払いの替りに現金払いとすることで値引きをしてもらえることがある。逆に、クレジットカードの特典でカード払いの方が得な場合もある。


現金払いは店舗にもメリット大

　クレジットカードを持つようになった頃から、1件10万円を超えるような買い物をクレジットカードでしようとする時、デパートのような融通が利かなそうな店舗以外では、「現金で払うと安くなるか」聞いてみることにしている。店舗にとっても、クレジットカード会社に払う手数料が不要になる上、現金がすぐに入ってくるので安くするメリットは十分にあるのだ。家電量販店でカードの場合と現金の場合でポイント還元率が違ったりするのもそのためだ。

婚約指輪とペットは現金払い

　私の場合、実際に店舗での10万円以上の買い物なんてめったにしない。はっきり覚えている事例は二つぐらいだ。

　一つは、先日記事にした婚約指輪を買った時だ。現金払いで値引きしてくれたと書いたが、私の方から「現金で払うと安くなるか」と聞いて、値引きしてもらったのだ。もちろん婚約者（＝妻）も横にいた。呆れていたかは知らない。小さな店ではなかったが、御徒町なので、いかにも値引きしてくれそうだった。

　もう一つは、ペットショップで猫たちを買った時だ。それほど昔ではないので、きっちり4%分値引きしてくれたことを覚えている。

自社カードでの割引

　ホームセンターのユニディは自社のユニディーカードを発行している。その特典として、請求時に2%引きになる。他社のカードを使われて手数料を丸々払うよりは、自社カードにしてくれれば一部は払わなくて済むのだろう。顧客の囲い込みにもつながるし。

　出所：ユニディーカード（https://www.uniliv.co.jp/unidycard01.html）

　ユニディーはリフォーム等も扱っていて、電気工事を頼んだことがある。見積もりをもらった後、10万円ほどの支払いをユニディーカードで行った。こういう工事もカードで払えて、割引があるのはうれしいところだ。

　スーパーでは西友を比較的よく使うが、ウォルマートカードだと日々3%引き（請求時）になる。たまに5%引きの日もある。日常的な買い物で割引になるのでメリットは大きい。最近はキャッシュレスの人が多少は増えたが、以前は西友での買い物で現金で普通に払っている人が結構多かった。日常的に簡単に節約できるのに不思議なことだ。