プチ早期退職者の資産運用+αブログ

猫のために酸素室を設置

 我が家の慢性腎不全のアメショーは、この一年鼻詰まり等に悩まされてきたが、先週から一段と体調が悪化したため、レンタルの酸素室を設置した。


設置した酸素室

 設置した酸素室と中に居るアメシヨーの様子。


 酸素室は酸素濃縮器専用ケージ(猫なので小型)からなる。ケージに入らない時等に使うマスク吸入セットも付いている。

 普通は専用ケージの側面にある空気穴を塞がない状態で使用し、酸素濃度は30~38%になる。獣医の指示で濃度を高める場合は、空気穴を塞ぐと機械の能力限界の40~50%になる。マスク吸入の場合、チューブで風を感じないくらいに流量を絞るので酸素濃度は90%ぐらいに高まるとのことだった。

 新型の静音・低消費電力タイプだが消費電力は240Wあって、裏から温風が吹き出す。24時間付けっぱなしになるので、電気代は割とかかりそう。

 料金について書いておくと、基本料 8,800円、レンタル料金 月額 18,150円(1日 1,210円)、配達料 6,600円(回収料も同額)、ケージの組立・設置は自分でやったが頼めば6,600円。詳しくは以下にある。



 中に居るアメショーの様子を扉を開けて撮ったのが左の写真。右はアメショーの入院中に設置作業していた時、ブリショーが様子を見に来て中に入った時の写真。



アメショーの症状と治療

 鼻が多少通ればくしゃみを続けたりするが、ほぼ詰まっていて鼻血混じりの鼻水が少し垂れてくる。くしゃみで鼻の血管が切れるためだが、炎症のせいで片方の目の涙に血が混じることもある。呼吸は口でするようになっている。先日、病院に行った際に酸素が十分に摂れなくなっているとのことで、入院させ、その間に酸素室を用意することになった。

 少し体調が悪化して抗生剤の注射等に通っていたが、先週は様子がひどくなって診察後、入院となった。今は抗生剤・止血剤や水分の補給の点滴のために毎日通院している(妻が連れて行っている)。我が家で一番医療費を使ってきたアメショーだが、今月も10万円コースかな。幸いなことに、家計的には問題ない。

 体調が悪化してくる前は、元々の腎臓の薬に加え、消炎鎮痛剤と整腸剤を飲んで小康状態を保っていた。

 鼻詰まりの原因は、現在は鼻の奥の方に腫瘍があり、その周りで炎症が起きているせいだろうと言われている。炎症の影響で涙に血が混じったりするので、抗生剤や消炎鎮痛剤を使っている。

 確定診断のためには全身麻酔してCTスキャンをする必要があるらしい(費用は10万円くらい)。しかし、体調が元々よくなくないので、全身麻酔は負担が少し大き過ぎる。また、腫瘍だと確定したとしても、後の治療もまた全身麻酔で放射線とか、顔が崩れてしまう手術とかいうことなので、結局、対処療法にとどめている。

 一年前に鼻詰まりの症状が出始めた頃、エサを戻した際に異物が鼻に詰まった可能性を疑われていた。また、細菌性の炎症やカビ(真菌症)の可能性を考えて色んな種類の薬を試した。点鼻薬も使ってみた。また、原因を探るべく腹部エコー、レントゲン、鼻吸引と鼻汁の培養(結局失敗)をやった。それでも原因は特定できず、症状も収まらず、上で書いたCTスキャンの話になった。

 昔の元気な頃に比べると体重は2割近く落ちている。鼻詰まりで臭いが分からないので食欲も落ちるようだ。それでも小康状態を保っていた頃は、夜中に3時間おきぐらいにエサをねだりに来た。昨年の秋ごろからは、食べられる時に食べさせておこうと、毎回、起きてあげるようにしていた。退職していたからこそ対応可能だった。

 今は毎日点滴に通い、酸素室で過ごしているので、一段階悪化したところでまた小康状態になったようだ。食欲も少しは戻って、ウェットだけでなくカリカリも少しは食べている。脳に影響がでたり、食べられなくなると終わりが近いそうだ。今はできることをしてあげることしかできない。


【2023.5.27追記】

 少し持ち直して点滴に毎日通わなくてよくなった。以前と同じ腎臓の薬(ラプロス)と消炎鎮痛剤(オンシオール)に加え、止血剤(トラネキサム)を飲みながら、3~4日に一度診察に連れて行く予定。酸素室の扉をロックしてないと、自分で押し開けて出てきたりする。今朝はオリの上に乗って、外を眺めていた。以前と同じ光景だ。少し鼻血混じりの鼻水が垂れて、舌も少し出ているが。寝かけていたので、この後、酸素室に戻した。


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