プチ早期退職者の資産運用+αブログ

頑張り続けるアメショー


 症状や原因等は前の酸素室の記事に詳し目に書いたが、鼻の奥の方に腫瘍があり、その周りで起きた炎症が鼻詰まり等として現れていると推測されている。その影響で片方の目の涙に血が混じったり、片目が出っ張って来たりもしていた。

 体重が減り続けた際には、このまま減り続けると後二三カ月と言われたこともあった。その後、少し持ち直して、体調が悪いなりにも安定して、2週間に一度の抗生剤の注射、腎臓病治療薬、消炎鎮痛剤、止血剤、整腸剤と4種5錠を朝晩に分けて飲ませていた。

 1回に食べられる量が減ったので、平均3時間に1回くらいエサを食べるようになった。食べられる時に食べさせておこうと夜中でもエサをねだりにきたら起きてあげていた。

 今年6月下旬に体調が悪化し始め、ハァー、ハァーと間欠的に息をするようになり(努力呼吸)、エサもあまり食べなくなった。動物病院で点滴で水分を補い、ステロイドと抗生剤を注射してもらった。しかし改善は見られず、エサも食べなくなり、7月上旬には後二三日かもと言われた。もはや点滴や注射も効果はないし、薬を飲ませられる状況でもないので覚悟して見守るだけとなった。

 ところが二三日の間に少しずつ回復し、エサ(ウェット)を少し食べたりするようになり、シッコもした。そして少しずつ食べ続け、何日後かにはウンチもして、さらによく食べるようになった。薬は止めたままだが、一定の状態で落ち着いた。

 8月末の様子が以下の写真で、酸素室よりも横に置いた大き目で奥行のある段ボール箱の方が好みのようでそちらで寝ていることが多くなった。
 


 お腹が膨らんでいるように見えると思うが、腹水が貯まっているからだ。先月、往診に来てもらい、腹水を400ccほど抜いてもらった。体重から考えて抜けたのは半分くらいで、また少しずつ貯まっていく。リンパ管がどこかで詰まっていて、その分お腹の方に漏れているのではないかということだった。

 9月初めの写真が以下。よく居る段ボール箱に穴をあけ、そっちに酸素濃縮器からのチューブをつないだ。開口部が広いので気休め程度しか酸素濃度は高まってないと思う。



 上の写真ではアメショーは箱から出て、のけ反って口を真上にして佇んでいるが、鼻の奥の方の腫れのせいでこの姿勢が口で一番呼吸しやすいようだ。妻はこの姿勢をネコバウワーと呼んでいた。前足は上げてないけど。夜中に様子を見に行くと薄暗がりの中でこの姿勢で佇んでいることもある。エサを食べる気があるとこっちをじっと見たり、寄って来たりするのであげる。

 今は酸素室の一帯を広めに囲っているが、6月の体調悪化以降、あらぬ所でシッコするので囲うようにした。囲ってあると酸素室の前のペットシーツの上でシッコやウンチをしてくれる。初めの内、囲いはペットシーツ敷いてある範囲だけだったが、狭いと酸素室の上に飛び乗って出ようとした。その後囲いを広くし、段ボール箱を入れたら落ち着いた。

 目の辺りは少し痛みがありそうだし、血混じりの涙が出続けてもう片目は塞がっている。時々血尿も出るし、呼吸もしづらくて熟睡できないようだ。腹水でお腹が膨らんで丸まって寝ることもできなくなっている。それでもエサを食べ、排泄し、日々淡々と生きている。人間だと余計なことを考えてめげてしまいそうと思うので、精一杯頑張っているように感じる


 あと、今食べているエサについて書いておく。1日当たり総合栄養食のロイヤルカナン 腎臓サポート セレクションのウェット 85gを2袋、おやつのいなばのCIAO 腎臓の健康維持に配慮 40gを1袋、腎臓への負担が少ないトリーツ ビオナチュレ 10gを1~2本。ウェットは細切りチャンク イン グレービーだが、潰さないと食べない時もあるし、最後の方は指先に載せてあげないと食べなかったりする。CIAOの方がトロッとしていて少し食べやすいようだ。トッピングに使うこともある。ビオナチュレは一番トロッとしていて体調が悪い時でもよく舐める。

 エサ代は1日800~900円程度なので月2万円を軽く超える。酸素室のレンタル料金を合わせると月4万円超。病院・薬代は今は逆に減ったが、平均月5万円ぐらいだった。合わせれば年100万円を超えるので、その位は覚悟しないと猫を飼うのが難しい場合もあるということだ。可愛いと言うだけは安易に飼えない。


 最近のブリショーの写真も1枚。9月6日の夜、米雇用統計発表に合わせたマネックス証券のライブセミナーを視聴していると、いつものようにパソコンの前を占拠して寝始めた



 なお、ブリショーの方は年1回の検診や予防接種以外はほぼ病院とも無縁で、エサもドライで済んでいるので、飼うための費用は知れている。もうシニア猫なので、この先は分からないけれど。


コメント一覧

motmot39
@kazsp こんばんは。
お心遣いありがとうございます。

初めの内は鼻血混じりの鼻汁が続いていただけだったのですが、やがて血混じりの涙という症状も出てきました。先生の診断も炎症による出血とのことでした。乾くとかさぶたになるのですが、自分で顔を掃除して時々はがしていて、落ちていたりします。

もう、世話しながら見守ることしかできなくなっています。
先日往診に来てもらった時、先生も頑張りに感心していましたが、これからは一週間一週間だろうと言われています。
kazsp
こんばんは
なんとも大変なご苦労をされていたのですね
言葉になりませんし、色々な意味でベター&ベストな方向で進まれること祈っています。

少し気になったのは「血混じりの涙」
猫の涙は血のように赤いことを数年前に知りました。
幼少から何十匹と飼いながら、今の猫で初めて知ったことでした。
たぶんそんなこともご存知なのだとは思いますが、そうではない血涙でなければ良いなと思って応援しています。
なんとか穏やかに過ごせますように。
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