2022年分の受取配当額が確定したので、過去3年間の受取配当額と配当利回りの推移の記事のグラフを更新した。
対象としているのは、メイン口座で保有する国内株式、リート、投資信託の配当金(分配金)で、一般口座、特定口座、NISA口座分の合計で前回の記事と同じだ。 税引前受取配当額の目盛り数値は生々しいのでカットし、配当利回りは年末の口座評価額に対して計算している。
驚いたことに2022年の受取配当額は、2021年に比べて36%も増加しており、2020年と比べると82%近く増加していた。メイン口座の評価額(保有額)は2021年末比で5%以上増えたが、保有額の増加と各銘柄の増配でここまで増えるのかなぁ、というのが正直な感想だ。異様な高配当になっている商船三井は別格、商社株、銀行株、鉄鋼株等で増配はあっても、個々にはそれほどではなかった印象だ。
少し古い昨年5月の日経の記事だが、東証プライム企業の2022年3月期は36%増益だったそうだ。増益分がそのまま配当に反映される訳ではないが、36%という数字は偶然にも一致している。
結果的に、私のメイン口座の2022年末の配当利回りは3.83%にまで伸びていた。私の株式投資は高配当株多めのバイ・アンド・ホールドが基本で、評価額には含み益も結構含まれている。投資信託を除いて個別に投資額と四季報ベースの予想配当額を管理しているが、投資額に対する予想配当利回りで見ると5%を超えている。今後、景気が後退して多少の減配があったりしても、余裕綽々という感じになってきた。
なお、昨年の情報になるが、プライム銘柄の平均配当利回りとの比較等は前回の記事に書いてあるので、興味があればご覧頂きたい。