どうか穏やかな時間を。

みわんこ。のダンナの母上の具合が悪い。。。
状況は・・・深刻。

ダンナは明日の朝、種子島へ経つ。


母上は・・・４年程前に大腸癌で大手術をした。
術後は頑張って元気になり、知り合いの仕事まで手伝えるようになった。

しかし・・・。
約２年ほど前に再度癌が再発し、鹿児島の大きな病院に転院して
なんと１２時間にもわたる大手術も乗り切った。

それからまた２年・・・。
最近電話したらいつもよりも声に元気が無かった。
『お母さん、病院にちゃんと行ってる？』と聞くと笑って誤魔化す。

『治療を受けて一番しんどいのはお母さんだから、頑張ってって簡単には言えないけど・・・
病気を分け合って少しずつでも負担が減るなら一緒に治療受けてあげたいけど・・・出来んからね、
治療を受けるのはお母さんの体なんやからね。』
と伝えたら『おおきにな、頑張るわ。』ってか弱い声で帰ってきた。

いつもなら
『心配せんでよかよ～、お母さん食欲ありすぎで又肥えたけん、それ位元気よ！
みわちゃん心配せんでよか～！わはははは！』
って花が咲く様に明るく喋ってたのに。



治療の基準は・・・
『今ある癌をこれ以上大きくしない事と、増やさない事』
最高で『癌を無くして”完治”する事』だった。

お母さんは
『体から無くす事が出来んもんやったら上手に付き合って生きていかなアカンね。』
と笑って言っていた。


癌よ。
潔く、母の体から出て行ってくれればよかったものを。
しつこく母の体に居るのならば、動かず育たず
『ただの塊』として静かに居ればよかったものを。


もう多くは望みません。
残された時間を穏やかに・・・
痛みや苦しみが無く、心穏やかに過ごせるように願うばかりです。。。