戻って来ました。

無事に母を見送り、
私達夫婦は東京に戻って来ました。

種子島から船が離れる時は
何とも言えない寂しさがありました。


後ろ髪を引かれるけど、前に進まなきゃ。

これから暫く寂しさが押し寄せて来ると思いますが
弱音を吐かない頑張り屋の母が見ているから
何だか心強いです。


姿は見えなくても。
心は、魂はずっと近くにあります。

お母さん。
これからも見守っててね

ぽっかり

何だか、心にぽっかりと穴があいた様な感じ。


お母さんを見送った意識はちゃんとあるんだけど、
離れている方が多かったみわんこ。だからなのかな？

まだ笑って家にいる気がする。


昨日の種子島の夜空を見上げたら
雲ひとつない真っ黒な闇。
そして降ってきそうな満天の星。

周りに高い建物もないので
見渡す限り星空が広がっていました。
空がとても近かったです。本当に手が届きそうな位に近かった。


母と繋がっている、そら。

みんなとも繋がっている、そら。


寂しいのは当たり前だものね。

当たり前だから寂しさから逃げずに向き合って
そして寂しさに飲み込まれない様に
母から良く聞いた言葉・・・
『頑張らんといけんな！』と『おおきにな！』
という前向きで力のある言葉を
沢山言える日々を歩きたいと思います。



おおきにね、お母さん。

あおいそらへ。

今日はびっくりする程の青空。

母が迷わず上に昇れる様に・・・
と神様からの贈り物かも。

島中の人が集まったんじゃないかと思う程の
沢山の人が来てくれました。

沢山の人が母との別れを惜しみ、
優しさを懐かしみ、母を見送りました。


本当に本当に温かい見送りでした。


まだまだ寂しいですが、温かかった母を
ずっとずっと想い続けたいと思います。


母の昇るそらは、眩しく輝いていました。

あたたかい。

タンポポの様に逞しく明るい母に
沢山の人が会いに来てくださいました。

今日の種子島は雨と風が強く
まるで母を惜しむ様です。

みわんこ。は初めてお逢いする方がほとんど。
でも、
温かく、優しく迎えてくださいました。


これも母のお陰です。

悲しくはなく、寂しい。

穏やかに、ただ眠っているだけの様な母の顔は
少し笑っていたように見えました。


みわんこ。の母も来てくれました。

温かく、優しいお式は、
そのまんま、母の人徳を表していました。

明日は晴れるとのこと。

母の空をしっかり見つめたいと思います。

ありがとう。

タンポポの様に温かい母が今日、空へ旅立ちました。

私達夫婦は今朝、連絡を受けてバタバタと用意をして
それぞれバラバラに鹿児島へ向けて出かけました。

みわんこ。は会社に寄ってから羽田へ
ダンナは時福を預けて家から羽田へ。

でも、種子島は遠いです。


ダンナは羽田空港で
みわんこ。は鹿児島空港で
母の旅立ちを聞きました。

最期に間に合わなかった。
悔やむ気持ちは後から後から溢れますが
今はただ、母の安らぎだけを願いたいと思います。


お母さん、ありがとう。

みわんこ。の母とはまた違う優しさや逞しさ、愛情を教えて下さいました。


母の日には手紙を送ろうと考えてました。

少し早まってしまったけど、お手紙書くね。

ありがとうしか浮かんで来ないから
便箋いっぱいにありがとうを書くね。


ありがとう、お母さん。