『気にするこはないわ。彼らは、金のためには働かないから……』『じゃあ、何のために戦うんだ？』シーリスは、肩をすくめながら、口許に微笑を浮かべた。『正義のためなのよ。信じられる？』√福島

小中学生の頃に読んでいた小説を古本屋で見つけて購入しました。

昔大好きだった物が時間が過ぎるとそうじゃなくなってしまうなんてよくありますが、その本は久しぶりに読んでみてもとても面白くて読み耽っています。

ただ、今読むと昔は読み解けなかったような伏線に気づいたり、あまり印象に残ってなかったセリフに感銘をうけたり、なんてことが沢山出てきます。

子供の頃の自分が読み手として未熟だったのは間違いないんですが、好みや趣味が変わったのはどうやら否めません。

てことは今感じてる面白いと、小学生の頃感じてた面白いとでは同じ面白いでも中身は違うのか？なんて単純な感情に難解な理屈をつけてみようとしたりして。

とりあえず小学生の俺もそれから10年以上たつ俺もどちらもドキドキさせられる『ロードス島戦記』に乾杯、いや完敗な夜です。