自動車用塗料メーカー最大手の研究所に聞いて見ました。自動車メーカー工場の新車塗装と再塗装では何がちがうか?耐久性は再塗装が劣るのが?答えはこうです。メーカー塗装では少ない塗料で耐久性と均一性を出す為に高温焼き付け塗料を使用します。具体的は150-180度の温度で巨大な赤外線ヒーターの部屋の様な中に新車ボディーをコンベヤーで通して焼き付けるそうです。なるべく薄く、均一性を目的としている様です。一部の高級車では塗装の厚みを出すために4-5層の塗装の後、焼き付けするとの事。これはクリア層を厚くする事で耐久性を高め、且つ高級感がある深みを出す為との事です。耐久性に関しては再塗装が劣るとも言えますが勝るとも言えるとの事です。要は再塗装に使われる塗料が安価な物をしっかり下地処理しないで塗装すると純正塗装に大きく劣る様です。しかし、品質の高い塗料をしっかりした下地処理で規定の硬化剤と温度、時間を掛けて塗装すると純正を上回る耐久性と質が得られるそうです。特にボンネットとルーフではっきりと経年による差が見られるそうです。再塗装が純正に劣るは過去の話ですな。
アメリカBoombaのブローオフです。航空機用ジュラルミンで作られていて、Provaのもの見たいに漏れません。かなりのユーザーが使用しているので問題は無いようです。ブローオフの専門家に聞いたところピストンはメーカーによって様々、アルミピストンや真鍮ピストンなど。アルミピストンは腐食して動かなくなると危険だそうです。真鍮ピストンは錆びないので安心と。ブローオフの出来はブローオフ内部のシリンダーとピストンの加工精度が左右し、精度の悪い製品だとブーストがかかると断続的にブースト圧が漏れてブースト計の針が大きくぶれる様です。正にProva のブローオフではその状態でした。しかし、このブローオフは全く漏れません。しかも圧はしっかりリリースしてくれます。価格も2万位ですから。
写真アップが遅れましたが、これになります。ラジエターはミシモトの二層アルミラジエター、オイルクーラーはクスコの水冷、ラジエターホースも4層のミシモト製シリコンホース。全てアメリカより個人で取り寄せ。クスコの水冷オイルクーラーはノーマルのラジエターに付けると熱吸収自体が限界になる様でお勧めしません。ノーマルラジエターが良くないと言う訳ではなく、二層アルミラジエターにする事でクーラント容量も増大するので、熱吸収容量がアップ、要は余裕が生まれる訳です。二層ラジエターにしたからと言って冷却性能が倍になる事はありません。せいぜい3割アップ位。しかしその3割が効きます。シリコンラジエターホースはフラットホースバンドで締め付けましょう。普通のホースバンドでは漏れます。価格は高いがサムコのホースバンドが一番です。
取り付けはOBD接続で簡単。車側のドアロック、アンロック配線に接続するのが少し面倒ですが、きっちりハンダで接続すれば接触不良は発生しません。エレクトロタップは使いません。いずれ接触不良を起こしますから。
しっかり自動でドアロック、シフトをPにするかサイドブレーキをかけるとアンロックされます。
しっかり自動でドアロック、シフトをPにするかサイドブレーキをかけるとアンロックされます。