人間賛歌・もっちゃん4649

プラスの言葉だけを

インフルエンザの申し込み用紙をもらいに行ってこようと病院に出かけてきました。

住民票が竹田市にあって65歳以上の方には市の援助があるので本人負担は千円だという説明でした。

つい3週間ほど前に65歳の誕生日だったのです。
まさか母と同じ仲間にまとめて私が入るなんて嫌だなあと思いました。

介護人も予防をしておきましょうと毎年母とともに、「全額個人負担ですよ」と言われながら、「はい、お願いします」と3千円払っていましたからね~

それが当然だと思い込んでいましたので、いつまでも変わりなく自意識の中では娘だから若いのだと思い込んでいました。
そこで、がっくりと現実を感じてしまいました。

申し込み用紙を11月に入り持参すると、いつでも接種してもらえます。
体調の良いときを見計らって済ませたいと思っています。

夕方、清拭の時にじっと私の顔を眺めているので、
「どうしたの~なにか言いたいの?」と聞くと、
「別嬪さんやなあ~♪」とニッコリ顔で答えます。

「いいの!そんなこと言わなくっても(^^)
自分の娘だからそう思うだけで、他所の人から見たら65歳のおばあさんなんだから」と病院での朝のことがあったので、そう答えました。

「65歳ってだれが~?私?」と母が聞き返します。

「いいえ、私が65なの。4人も孫がいるからね、おばあさんなのよ~」
「へえ~、おどろいたねえ~!」

「じゃあ、私はいくつになったんかなあ?」
「もうすぐ91よ♪」

「あらら~、いつのまに~
おどろくねえ~」としばし無言。

私の朝の状態で現実を感じているようでした。
思い直したのか、自分の孫の人数を聞いてきました。

「9人の孫がいてね、曾孫が5人いるよ~」
「ほうねえ~ありがたいねえ(*^_^*)」

母の話の終わりは何でもありがたいと言う歓びで締めくくるのです。
これで一件落着なんです。

毎日他愛無い話をしながらいつもありがたいで終わる話を積み重ねてきている母です。
小さな喜びも91年積み重ねたら大きな喜びの塔となり、子孫に降り注ぐのでしょうねえ(*^_^*)

140センチの小さなおばあちゃんですが歓びの言葉で生き抜いた達人だったよ~と子孫に伝えてやろうと今朝は思っています。

素晴しい輝くお天気の朝なので、満ち足りた私ができあがっているのかもしれません。

胸に温かなものがあるととても優しく元気になれます

言葉の冷たさもこれまでの道中でたくさん浴びてきましたから、今はプラスの言葉だけを聞ける運命なのでしょうねえ。

ありがたいことです

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