母も同じ~
音量が違うので、それぞれの部屋で愉しんでいるのです。
昨夜は岩崎宏美さんの”思秋期”という歌に感動して涙が出て困るほどでした。
初めて耳にした歌でした。
今までたまっていた哀しみが解けて流れ出したかと思うほどに・・・
うれしい事尽くめで毎日快調に過ごしてきましたが、重石を乗せて封じ込めている感情が私にはあります。
缶ビール一本の酔いも手伝ったのか、素直な気持ちで歌の世界に入って行ったようでした。
青春はわすれもの~~♪
学生時代を過ごした場所にもう一度行ってみたいなあ~!
キラキラ輝いて充実していたあの頃へ戻れる場所を訪ねて見たいとふと思い出したのです。
出来れば連れ合いと歩きたいな~~
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ゆっくり過ごすことのなかったここ5,6年の空白を、もう一度歩いてみたら取り返せるかも~~と強く思ったのでした。
いたわりの気持ちや優しさはお互いに持っていたつもり~
でも殺人的な超人間業での忙殺された毎日を過ごす連れ合いを側でハラハラ見ているだけの私でした。
見ることは祈りでした。
側にいても手を出せない厳しさのある存在だったのです。
だんだん彼の役に立たなければ~という必要性を感じなくなり、より自立の気持ちに拍車がかかり、別々の日々を過ごすことが与えられた道だと思うようになっていったのでした。
満たされない思いを封じ込めたまま母の介護の問題に直面して誠心誠意努めてきたのです。
旧い考えの奈良の生活からいつの間にか浮き上がっていた事も知らずに・・・
連れ合いの気持ちを聞いて悟り決心して今ここにいます。
荷物をまとめて何一つ残してこなかったから、奈良には帰れないと思っているのが本心。
帰るということは考えてはいけないことだと思っています。
でも、夢の中でだだっ広い部屋の中に帰っていました~
あら?帰ってきているじゃないと思いながら辺りを見回していたのです~
義母とも談笑していました~
でも、着替えがないのだと慌てている私がいました~
3月はサヤちゃんのひなまつり~
12日はリュウの誕生日、ホワイトデーと立て続けに家族のことを思う日々が続いていたので、心の底に封じ込めていたふたの重石が少し傾いたのかもしれません~
今朝は重たい気分のままの目覚めとなりました。
三寒四温と同じように私の気持ちも浮き沈みを繰り返しているのです。
「自分を責めたら癌になるから、母はたのしくね~~」と息子のメールがいつか来ていました。
落ち込んで這い上がって~~また、おちこんで・・・
気持ちを日記に出せるだけ、私は救われているなあ~
みんなに聞いてもらえて、すっとして、また歩いていけるのだから・・・
こんな日もあったな~といつか笑える日もあると信じて、今日もがんばります
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2年前のめったに見せない心の傷を発見した思いです。
帰りたいけど帰れない~♪
重たい蓋で封印していても、ふと漏れ落ちる根深い憂いがあるものです~
人間って強いけど弱くてもろくてかわいくて愛しいと感じています
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