妹３人を取り戻せた喜びを （２００６年５月の自分史）

ゆったりと心地よい 分かり合える肉親は最高ですね～

親からのかけがえのない贈物だと姉妹のことを感じた３日間でした。


母の介護をさせてもらえているおかげです

四人姉妹がこんなに近づけ ありがたい選ばれた存在だと実感できたのは今回が初めてです～


お金では買えないつながりですものねえ～


妹も 私の生活のリズムを見て安心してくれたようです。

車で坂道を上ったときにライトに照らし出される玄関周辺の植木鉢のパノラマに、

感動の声を上げたのが第一声でした～


その声に大部分のしこりが溶けた思いでした～


２番目は去年の６月に１週間ほど帰省していたし、３番目は２年前から正しい理解者で

感謝を込めて姉夫婦を敬っていました。


分かっていないのは４番目だけ～と 心の中にずっとわだかまりを持ち続けていましたものねえ～

電話連絡を受けた時に心の隅でこの妹に会うのが怖いとさえ、チラッと思ったほどですから、

わだかまりが強く残っていたのは事実なんです。


今回の出会いで話し合うことが出来て、メールだけで心を伝える怖さを妹もトラウマのように

感じていたと話してくれました。


言えば言うほど誤解が深まり姉を窮地に追い込むと感じたそうです。


表情を見ながら、声の抑揚を聞きながらの話し合いだったら感情のもつれは起こらないのですが・・・

言葉の力の恐ろしさがわかったと二人は思いました。


母のことで離婚になるとは～とんでもない！

母が喜ぶことではない！！との一点張りですものね～


奈良の家の事情が根底にあり、連れ合いが５年間家族を見てきた中での　みんなが救われる方法を具現化したものだったのです～


よくよく話し合い　考え抜いたことだと、まず受け止めてくれたら傷が残らなかったのでしょうけど

平行線でのメールのやり取りに疲れ果てました。

でも、心配してくれる肉親ならではの声だとはわかっていましたけど～


玄関に入ると母の日のプレゼントの花が二鉢、今もきれいを保ちながら迎えてくれていますから、

「わ～～っきれい～♪」


彼女の帰省の印象は花々の癒しの力で　喜びが最高潮だったように思います。


４年ぶりですから、以前は帰るときにスーパーに立ち寄って自分と母の今夜の食材を

購入することから介護が始まりました～


妹にしても実家で迎えてもらえる境遇は母が元気だった１０年くらい前の

ことしかありませんでしたからね～


母の部屋に行き、母の姿を一目見たときに、姉ちゃんのおかげ～と言う感謝の言葉を

自然と口から出していました～


これが氷解の瞬間でした


母の妹に対する言葉遣いは　末っ子にあえた安心感がそうさせるのか、

全くニュアンスが違うのですよ～

その違いを妹に伝えるのだけど、うまく分からないようですが・・・


母も大変安心し喜んでいました～

魂に大きく喜びが刻まれていると思います～


悲しい別れの気持ちを味あわせたくないからと　昼寝をしている時に妹は立ちました。

やはりその後一度も妹のことに触れることは母にはできませんでした。

見える世界が母のすべてですからね～


静かな毎日がもどってきました。

妹３人をしっかりと取り戻せた喜びを大きく感じている朝です。


私は妹の仕事が充実し夢の実現に向かう日々であって欲しいと願うし、何の心配もなく

没頭できる環境を作ってやりたいと願っています。


第２の母と慕い敬ってくれていますからね～

楽しい日々を母と今日も過ごさせてもらいますね～




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