ロウバイの花を一輪挿しに飾り、母の机に置きました。
甘い香りが春を運んでくれました~
母は快調ですし、平和な一日が始まっています。
やや疑問を感じ始めてはいるようです。
「あんたはいつまでここにいられるの?」と訊き始めましたから。
「奈良は8人家族で賑やかだけど、お母さんは一人暮らしで淋しいし、足が弱くなって
危ないからね、九州に行ってあげなさいって言われたから、ず~っと竹田にいてもいいのよ(^^♪」
「そうね~、ありがたいねえ」と両手を合わせています。
どこまで理解ができたのかわからないけど、1回きりで質問が終わりましたから、
まあこれで大丈夫でしょう。
小さな庭の花仕事という婦人画報の別冊写真集を 熱心に今は見ています。
やはり私がここに いつまでもいるのはおかしいと感じるようです。
「お勤めが終わって毎日が休みになったので、別荘で暮せるようになったのよ。
良いご身分でしょ?」
「奈良の家も忙しくってたいへんでしょうに~」
「長男の嫁さんが子育てをして頑張っているから大丈夫よ。
お母さんの傍にいるのは娘が一番いいからね~」
連れ合いが仕事を新しく始めたということにも大きな要因があります。
58歳の時に会社を作ったので、二つの会社の取り締まり役だから家に
じっとしてはいられないのです。
おかげで従業員も20何人かに増え順調らしく、男の夢とロマンを追いかけて
活き活きと元気にしています。
退職した私が連れ合いの休日を心待ちにしていることのほうが 窮屈で自由に動けないと
束縛感をもっていましたから、私たち夫婦には今がよりベターなのだと思っています。
母の介護が終わって時期が来たら、自由にさせてもらった借りは必ずお返ししようと
思っていますから、いつでも言って下さいね。
連れ合いに恩をたくさん感じ始めています。
いつもは楽天的な性格なので深刻なことは考えないのですが、母の質問がある度に
「ここにいるあなたはおかしい!」と 母に指摘されているみたいで心が痛むのです。
顔で笑って心で泣いて、こともなげに説得する辛さはほんとうに苦手なのですが・・・
これも介護の必須条件なんですよねえ。
昨日は美容院に行って、たくさんお喋りを楽しめました。
ローバイの花を知らないと美容師さんが言うので、ブックトークに行く時に持ってきて
あげるわね~と約束してきました。
春の魁が梅の花と言われているけど、私の庭ではローバイの馥郁とした香りが
春を告げてくれました。
奈良から持ってきた苗木が 大きく育ったのです。
数少ない連れ合いとの有明海の旅行先で拾った 思い出の種子です。
見るものすべてに思い出があり 愛着を感じています。
人生って本当に味わい深く 素晴らしいなあという思いのあふれる朝です
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もっちゃん
紋狗 悠之輔
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