人間賛歌・もっちゃん4649

最高に素晴しい日

    (2007年6月の自分史です)
34年前の6月1日も今朝と同じ快晴の清々しい朝でした。

5月21日が第3子出産予定で産前休暇に入っていた私でした。

次男も同じ頃の出産予定でしたが、予定日より大幅に2週間遅れの自然分娩だったのです。
大雪の中を出勤途中、緩やかな上りの校門前で転倒してしまい、そのまま病院に引き返して診察を受けました。

まだ7ヶ月の初めでしたから、「羊水に浮かんだ状態で大事にはいたっていません。」という診断でした。
やれやれ~とほっと安堵した瞬間を今でも覚えています。

長男が年末に2週間早く生まれたので2800gでした。

一日でも長くお腹にいるほうが生育に良いのだとばかり思っていましたので、次男は体重も3300gで大きな育てやすい子どもを授かりました。
後で聞いた話でしたが、2週間もオーバーすると羊水が濁り赤ん坊の皮膚に悪影響が出る寸前だったそうです。

3人目でしたから、上の子どもの出産経験で早くても遅すぎても良くないとわかっていましたので、主治医に相談してみました。

予定日を1週間くらい過ぎた時に赤ん坊の大きさを見て考えましょう~という結論になりました。
5月28日に産院に行きました。

「陣痛促進剤でいつでも出産日を選べますよ。いつがいいですか~」とこともなげに先生はおっしゃいます。

「運の良い星の下に生まれたと思いたいから、私は月初めの1日を選びたいです~♪」と即答しました。

長男・次男の経験からより多くの幸せを願って三男の誕生日を母の意思で決定しました。

育てやすさも抜群でしたし、温和で誠実で家族の愛に包まれて健やかに成長してくれました

これほどの平和主義者はいないと思うほど、自他共に大切にできる自分に厳しく他人に優しい人間に育ってくれました

生まれた日のことは親が語って聞かせないと知る由もありませんからね~

今朝は特別の感慨を持って時間を過ごしています~
午後4時20分が誕生の瞬間でした。

お祝いのメールをその時に書いて出してやろうと構えているのです~

私の選んだ6月1日は最高に素晴しい日だったと今も確信しています。
3人の息子に恵まれ母親としての大きな幸せを与えてもらえていることに感謝でいっぱいです~

あなたにも良い日でありますように~

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