連れ合いの夢を （２００７年３月の自分史）

　
夜中の２時ぎに音もなく部屋の戸が開きました。

びっくりして慌てて飛び起きてみると、押し車を押して

寝巻きのまま母が廊下に立っていました。


「何をしているの～？」と聞くと、

「なにか私にできることない～？」というのです。


ときどき紙おむつを失敗して汚してしまったから～と脱いで来たことはあるのですが・・・


時計を見ると２時でした。


「お母さん、夜中の２時だからベッドで寝てないと起きたらダメよ～」と言うと、

「では、部屋に帰って待っていますから～」と言い残して去りました。


待っているって何～？

寝ましょうと言うのならわかるけど・・・


廊下の電気をつけていたようだったけど消したかしら～？

入り口のドアは閉めているかな～？


気になって５分ほどして覗いてみると、きちんとすべてうまく出来、ベッドに横たわっていました。

足を上に上げずに腰掛けたまま寝ていると思うけど、もう触らないでそのままにしておきました。


私の睡魔が逃げないうちに寝ないと、眠れなくなりますからね～


昨日の４０回目の結婚記念日は夕方連れ合いと電話で話しが２回もできたのですよ～


息子から結婚披露宴のＤＶＤが届いたのです。

犬の散歩に出ようとする直前だったのだけれど、先に見てしまいました～

待てなかったのです。


そこに連れ合いのお礼の言葉の場面とか　親としての気配りなど　ものの見事に大役を

果たしてくれていたことが分かり、お礼を留守電に入れておいたのです。


「今日は４０回目の結婚記念日で、その日に合わせたみたいに

息子からＤＶＤが届けられて　これは偶然かしらね～」

「ああ、そうか～　　すまんすまん～

今日は大変な日で　取締役の仕事を引き受けてくれと言うことに決まったんや～」


なかなか彼には気の休まる日はなさそうですが、二つの会社と母親と

重たい責任を更に背負っての修行が新たに始まるようです。


元気で気持ちに張りがある間は大丈夫です～

しょんぼりしていたら気になるけど、人のまだまだ３倍は働いているようでした。


久しぶりに連れ合いの夢を見た夜でした～

ＰＳ

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