電動の車でどこにでも出かけている80歳の元気な人です。
竹田に来てすぐに出会い、久しくお目にかかっていなかったので、とても喜んでくださいました。
同じ2時からの予約だったので、10分間くらいお喋りが出来ました。
母の事やもう奈良に帰っているのかも~などと思っていたことを繰り返し話し、再会できたことをありがたいと言ってくれました。
中学時代の農繁期に子守奉公の形で寝泊りして、学校にもこの家から通学していたことがあったのでした。
親類でもないし、両親と親交があったのでしょう。
小学校高学年くらいから親類の農家の子守に春秋の農繁期には泊りで行っていました。
幼い妹が3人いるのに他家の手伝いに行ったのは、やはり貧しい暮らしの助けになっていたと認識しています。
サツマイモや米などもらって帰っていたことを覚えていますから~
「おかげで母も元気なので、また近いうちに遊びにきてね~」と言ってお別れしました。
昨日のお昼過ぎに訪ねてきて下さったのです。
1キロ半くらいの距離なので運動によいから歩いてきたとニコニコ顔でした~
まさか本当に来て下さるとは思っていなかったのです。
口先のお愛想で~という奈良の感覚で受け留めていましたから。
ここが大きく奈良と大分の違うところです。
見えたとおりで裏がなく、すべて本音の世界なのです。
母は昼寝タイムだったので、挨拶程度にちょっと声をかけて私の部屋でお話をしました。
温室のような花盛りに驚いていました。
クンシラン・アブチロン・アルペンブルー・セッコク・カランコエが静かに華やかに咲いているから、初めて目にした人には何とも贅沢な空間だろうと思うことでしょう。
4月末には外に出そうと思っているけど、まだまだ寒い日もあるし~
花が私の話し相手なのよと伝えました。
「あんたは親孝行を良くしてあげるなあ~」と褒め言葉の連続で、心地よい時間が過ぎていったのでした。
「ヒロの子守をしてくれたなあ~」と今も覚えてくれています~
他人とは思えない情を感じてくださっているのでした。
ヒロ君は今大阪で警察官になっているそうです~
ノブあんかは消防署に勤めていて3年前に79歳で亡くなったとのこと~
長男家族と住み、離れで一人暮らしをしている事などを詳しく話してくれたのでした。
遺族年金をもらっているから小遣いに不自由ないし感謝していると結んでいました。
車で送って行き、「またお出かけください~」といって別れたので、また近いうちにひょっこりと~となりそうです。
幸せな老後を過ごせている姿を見せてもらうとうれしい気分になれます。
かわいかったヒロ君の思い出話を聞きたくなったら、いつでもどうぞ~
”人生の終わりよければすべて良し”ですものね~
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