人間賛歌・もっちゃん4649

3日間の暗雲

デイサービスに喜んで出かけていく母を見送り、予定通り図書館に出かけてきました。
10冊の新刊を中心に本を選び、2週間分の楽しみをゲットしてきました。

学校から子供を守るお母さんの手紙(青春出版社)
ぼく、お母さんの子どもでよかった(PHP研究所)
かあさん おかたをたたきましょ(新日本出版社)
寝たきり天使・真帆(講談社)
こころの一冊(文芸春秋)
コイノカオリ(角川書店)

あとは婦人公論3冊とニュートンと~

特に最近はノンフィクションが大好きです。
ありのままの生き様を語ってもらい、教えてもらって、強く生きる姿に学ばせてほしい~~
波乱万丈が愛しくて精いっぱいに生きて、なおその先に光明を見出す強かな生き方を学びたい~

第3幕が正式に6月14日から始まりました。

第3幕は、大きな二つの宝物を同時に持つことは許されなかったので、40年間命に代えて守ってきた家族を手放して、私の今在る源を大切に恩に報いたいと母の介護を選択しました。

母は歌が大好きです。
ひばりさんの17回忌の特別番組をビデオに録り、歌の好きな母に見せてあげたいと3本用意しました。
毎日平均朝と昼と2時間ずつ母は初めて見るような真剣な顔で画面に見入っているのです。
私は遠く離れていてもボリュームが最大の50近くあるので、声は良く聞こえすっかり覚えこんでしまいました。

昨日の気分は珍しく湿っぽくって、ひばりさんの悲しい酒がクルクルと頭に浮かんできていました。

ひ~と~りぼっちで~♪
の~むさ~けは~~♪

忘れるために飲んでいるのに今夜も酒は悲しくさせる~
酒よ~
どうしてあきらめたらいいの?
あきらめたら・・・

もしかしたら、連れ合いの携帯がオンになっているかも~?
諦めているはずなのに、何度かダイヤルしている私がいました。
水曜日の夜家に帰るから、そうすれば連絡が取れるとその都度自分に言い聞かせるのです。
きっと、携帯を持って行くのを忘れているのだと。

そしてまた黙々とレース編みに戻ります~

ふと時計を見ると、母がデイサービスから帰ってくる4時前になっています。
手を休め、PCを開けてみました~

息子師匠からのメールが届いていました。
1時過ぎに送ってくれています。

うれしいうれしいメールでした~
心がすっきりと晴れ渡っていくのが感じられるメールでした~

母の日記を拝見したところです
父は日曜日から海外出張で今夜帰ってくる予定です~
大丈夫ですよ~
心配要りません。

私は携帯を持ち込めない病院に入院しているのかも~と最悪の想定までしていたのです。
意志強固な彼なら、「母には知らせるな!」と言いかねません。
携帯を忘れたまま、何日も過ごせるはずがないもの~と片方で思っていましたから。

昨夜は美味しいお酒をゆっくりと楽しめました~

9時過ぎに関空に着いた~と言う弾む声の連絡が入り、3日間の暗雲もすっかり吹っ飛んでぐっすりと安心の世界へと向かうことができたのです。

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