人間賛歌・もっちゃん4649

喜びの報告 (2007年9月の自分史)


9年前から 母の一人暮らしはちょっと心配だなあと思い始めました。

同じ内容で何回も電話をかけるようになってきたのです。


従姉妹からの連絡で初めて知りましたが、3歳下の妹を亡くしたショックが引き金になったようでした。

それもすぐに治まり、その後2年間くらいは比較的平穏な毎日が続いていました。


毎月1回だけ庭の草取りや家の周りの掃除などに帰っていました。

85歳の2月に風邪をこじらせ、夜中のトイレ時によろけて倒れ頭をガラスの戸棚に打ちつけた

事故があり、その時は特休を一月とって介護にあたり、あれこれとどうしたら母の老後を安全に

楽しいものにしてあげられるか親孝行の形を暗中模索していた時でした。


一人暮らしは元気な時は自由が利くけれど、寝込んでしまうと水を飲むこともおかゆを

食べることもできず、電話に出ることも大変です。


その1年後くらいに社会福祉の充実の時が来て、要介護1の認定をしてもらい デイサービスや

福祉弁当や生活介助のヘルパーさんたちに 一人暮らしを援助してもらえるようになりました。


それでも夜間の空白時間が気がかりでした。


なるべく母の独居を少なくする方法で4姉妹で相談して、私は毎月金曜日から月曜日までの介護で、

3人の妹は3ヶ月に一度の割りで帰省すると話し合って 退職までを切り抜けてきました。


1年早く勇退制度を利用して、月の半分を大分で残りは奈良で・・・

残りの半月に妹が3月に1回ずつの介護に~と順調に流れていました。


今から2年10ヶ月前に、遠距離介護の疲れや不満が家族に出始めて、母の終焉まで

それぞれの親はお互いで見ようと話し合い、実母の介護に専念できるようになりました。


この選択が間違っていたのか正しかったのか、結果は後にならないと見えませんが、

私は感謝の中で毎日を過ごせています。


90歳を過ぎた頃より、真夏と真冬の厳しさが 弱い体力の者にはどんなに大変なものなのかを

目の当りにするようになり、この季節を無事に乗り越えられたら、自分に褒美を~と思い始めました。


お金に糸目はつけません。

これだという一番うれしい欲しいものを褒美でもらえるのです。

苦労をねぎらってやれるのは本当の大変さを分かっている自分しかいませんものね~


こんなことを思いつくユニークさが私の特長だと自負しているのです~


さてさて、前置きがずいぶん長くなりましたね~

真夏日が続いているので まだすっかり秋になったという実感がないので 実は忘れていたのですが、

昨日 急にご褒美を手に入れることが思いもかけず出来ました。


福岡の苗木の産地から車で販売に見えたのです。

「村の入り口の姉さんに花の好きな人がいると聞いてやってきました。

よくまあ、5年間でこれだけの庭に仕上げましたねえ~」と

ぐるっと50坪を眺め回し褒めてくださいます。


「冬でも玄関における鉢植えの花の咲く低木はいかがですか~?」と勧めてくれました。


「5年になりますから、一応冬花壇用として山茶花や沈丁花やヒイラギ・椿の鉢植えは

日陰の隅に並べて用意してあるのですよ~

でも、初めて見るものばかりですねえ~


友禅紅葉? 早乙女? 花万年青? オタフクバラン? ダルマカラー?

たくさんの中から5鉢を選び出しました。


うれしい出会いを感じ、きれいな鉢に植え替えてかわいがって育てたいと ワクワクする思いでした。


こんなにたくさん買ってもらえるのなら、大サービスと、半値近くにしてもらえました。


私もうれしいから、「お釣りは結構よ~!

ご縁をいただけたご祝儀ですから、取っておいて~(*^^)v」


さあ、今日は腰痛も治まってきたから、きれいな鉢を探しに園芸店に出かけてきますね~


かわいい子どもが授かった 喜びの報告が今朝はできました~


元気にお過ごしくださいね~

PS

『現在、コメントを受け取らない設定にしています。』

楽しいお喋りサロンとして、既存の掲示板と画像掲示板を活用したいと思っています。

入口は置手紙の下方にあります。

皆様のお越しを楽しみにサロンでお待ちしています(*^_^*)



  

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