Eちゃんの弟が中3に成長していた年です。
年に4回ほど人権学習の一環として真剣に考えあう共通のひと時を全校集会という形で持てるということにとても大きな喜びと感動を感じていました
自分の願いや思いを主張できること~
そんな力が全員のものになると、いじめも差別も泣き寝入りもなくなり、理解しあえて行くのだと考えます。
「どんな小さな差別をも絶対ゆるさないぞ!!」
これが命の輝く世の中になるキーポイントだと思います。
Eちゃんの3歳下の弟も全校集会でその日堂々と発表できました。
Eちゃんの行くところにはいつも母親と弟が静かに付き添って見守っていましたから、小学校4年生の時からの顔見知りだったのです。
彼の成長がうれしくって、プチモナミの読者のみんなに伝えたいから許しを得て記載したのです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー通信より抜粋
『差別に立ち向かえる人に』
僕が補充学級へ行くようになったのは今年の春からです。
なぜ行くようになったのかというと、「クラスの友達を会話の中で、また直接傷つけたりしたことなど自分がしている差別や身の回りで起こっているこのような差別について立ち向かっていこう。」と思ったからです。
今日を入れて今までに集団登校に3回参加しました。
そこで僕は「差別はたたかっていかないとなくならないんだ!」ということと、「僕にはいっしょにたたかってくれる仲間がいるんだ!」ということを知りました。
また、補充学級では、6月の夜間中学校の見学や在日韓国人のキム・ヒョンソンさんの話を聞かせていただいて、「知っていくことの大切さ」や「考えていくことの必要性」を教えられました。
そして、この間のなかま学習でパク・キョンナムさんの話を聞き、「命の大切さ」を学びました。
このように僕は、たった半年の間で多くの大切なことを補充学級で、そして解放研で学び教えられました。
これからも僕はいろいろな差別について勉強し、「差別に立ち向かえる人」になっていきたいです
そして僕が最初で最後になるこの全校集会でみんなに伝えたいことは、「差別についてもっともっと知り、そして考えてほしい」ということです。
全校集会をして感想文を書いて終わりというのではなく、これからの仲間学習でみんな一人一人が差別についてもっともっと知り、そしてそれを自分自身に置き換えて、あせらずに身近な差別からゆっくりと考えていってほしいなあと思います。
特にみどり学級通信にはいろいろな差別を知り、考えさせられる内容がいっぱい詰まっています。
そういうのをもっと考えていくのもいいと思います。
そして今以上にもっと考えていきたいと思う人は勇気を出してどんどん解放研や集団登校に参加していってください。
今日、この機会でもう一度差別について自分自身に置き換えて考えていってほしいです。
3年6組 ○○高利
明日に続く~
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