人間賛歌・もっちゃん4649

保護者は私

いつもなら8時前には起き出す母がなかなか起きてこないのです。
様子を覗きに行くと目は覚ましていました。

「どうしたの?しんどいの?」と聞くと、
「手が氷のように冷たいのよ~」と言います。

ホカロンをあげようねと、手に持たせてあげました。
ボランティアに行く用意をして待っていたが、いっこうに起きだす気配がありません。
まだ朝食も食べてないし血圧の薬も飲んだか確かめたいので、母の調子が悪い時はボランティアにも行けないと諦めて欠席の連絡を入れました。

9時半くらいに何事もなかったみたいに起き出してきました。
やれやれ~

母の部屋にPCを運んで同じ部屋で過ごすことにしました。
母の様子を観察出来るし、借りてきたビデオも邦画なら母も一緒に楽しめるかなと私の居場所を移してみたのです。

いつもと変わらぬ生活態度の一日だったので安心できました。

「明日、子犬がくるからね~」というと、
「それはかわいいねえ~」と嬉しそうに笑っています。

「真っ黒だからクウちゃんって名前にするね~
寒い時だから玄関の中にサークルをおいて、籠の中を温かくして育てるわね♪」とも話しました。
母も楽しみにしています。
トイレに行く時に必ず横を通るから声をかけることでしょう♪

家族が増えることはうれしいことです
お昼前には届けてくれます。
結納金もお礼に渡さなくっちゃ~、ねえ~
元気に育ってくれますようにって・・・

コロコロ太ったとってもかわいい子犬でした~

「あなたのことをクウちゃんと呼びますからね~
よろしく~」

それからが大変!
私の自由時間がすっかりなくなってしまったのです。

母親を探してクウクウ鳴くし、淋しくなるとワンワンとは鳴けないのでギャンギャンとなき叫びます。
サークルから出て私の周りをクルクル廻っているとご機嫌なのですが、オシッコが心配なのです。

か~わいいね~
かわいいね~♪
母と連発して過ごしました。

夕方、散歩に首輪をして紐で連れ出してみたのでした。
村人と初対面です。

新しい家族が増えました~
クウといいます。
よろしく~

野良猫は多いけど犬のいる家はないので、とても歓迎されました。
春になると家の裏にバイパスが開通するので、その頃には番犬に育っていてくれることでしょう。

女の子だからシャンプーをして、ヘアードライヤーで手早く乾燥してやりました。

良い香りのクウちゃんが出来上がりました。

音が怖かったのかしばらく震えていましたが、
「これできれいになったから、安心して部屋中を走りまわっていいわよ~」と夜の3時間くらいは自由に過ごさせてやりました。

就寝時間となり何事もがまんさせて慣らさないといけないと思い、3日間くらいはこちらも我慢して夜鳴きに耐えなくっちゃ~とサークルに入れて休んでみました。

母がトイレに起きたので、私も様子を見に起きました。
なんと、サークルの壁をよじ登って廊下に出ているではありませんか~
灯りをつけてみると、あちこちにオシッコをしているのが見えます。

よくまあ、踏まなかったことだ~と思うくらいに・・・

「生き物はお世話が大変ねえ~」と母が言ってくれました。

夜中に母はトイレに3回くらい起きています。
オシッコを踏んだら大変なので、母より先に起きて足元を確認しなければなりません。

そして、きれいに後始末~

そんなこんなですっかりクウに振り回された一日となりました。
しばらくはしつけが出来るまで、こんな毎日の繰り返しにちがいありません。

クウが新しい環境に早くなれるように保護者は私なんだから頑張らなくっちゃ~

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コメント一覧

もっちゃんです
クウの相手に
tuyosiさん、こんばんは~

クウは2歳半ですから、とっても元気でやんちゃ盛りなんですよ~

犬を責任持って飼うということは大変なエネルギーが要ります。
今は軌道に乗っていますから楽になりましたけどね~

またクウの相手になってやってくださいね~
喜びますから
tuyosi
しつけは大変
子犬のしつけ大変ですね
でも可愛いくて仕方なくつい甘くなってしまう
小さな子供と本当に一緒なんですね

三人の子育てをしたもっちゃんだから
クウちゃんのしつけもきっと上手く行く事でしょう

最近我が家でも子犬を飼いたいという話が持ち上がっています
でも担当者が決まらずに何時も話が流れて行ってます
残念
Unknown
クワによろしく
 もっちやん  こんばんは  佐藤です。
クウさんはいかがお過ごしでしょうか。
写真で見ると真っ黒の女性ではありませんね。
クウお母さんやその娘お母さんに囲まれて
愛情たっぷりの日々でしあわせそうです。
 犬は耳も聞くので家族の車、足音を知っています。
よその車が家の前を通っても知らん顔、しかし
まだ人にはわからないの家の車が近づくと
もう大変な騒ぎようで迎えてくれます。
 私の子供2人がまだこっちにいる頃はよく
天神丸福というところから、から揚げ若鶏など買って
来ていましたが家近くになると我が家の
犬が匂いにたまらんようになって吠えまくりました。
から揚げの時は一番最初に犬にあげました。
 からあげはあげたばかりでまだぬくもりというより
熱いというのにはっはっといいながら食べていました。
 犬の名前は「ペロ」でした。阿蘇のワンワンハウスから
小さい時に我が家の家族になり14年間子供と共に
過ごすことが出来ました。
 「有香!ペロ死んだ」私はどうかしていたのです
高校生だった娘に電話しました。娘は電話の
向うでわんわん泣いていました。後でわかったのですが
私が電話した時は生徒会の役員会会議中だったといい
皆が有香ちゃんどしたのとみんなが心配し会議中断となったようです。私は犬の死で心の動転で狂ってしまったのでした。娘が学校から帰るまでどうしょうかと迷いました。
 家内はその日は夜勤で出勤した後で私が家に
帰った時はまだ暖かい犬のぬくもりでした。
 私は決めました、娘が帰る前にと家の中の新しい
バスタオルで包みまたその上からタオルで
優しく包み止まらない涙を拭きながらペロを
葬りました。娘が帰ってペロはどこどこというので
 畑のすみを指差しました。前に座って泣く娘の
姿は昨日のように忘れることは出来ません。
 娘はそれから欠かさず花を上げていました。
14年といえば2歳位からずーと一緒だったから
家族の一員でした。病院で薬をもらうと
薬袋には佐藤ペロと書いてありました。
  今は我が家には犬はいません。
なくなった悲しみを2度と体験したくないことからです。
 ペロのいるところには今年も一本の美しい花が
咲きました。写真にも撮っています。毎年咲く花に
これはペロが花になって家族を楽しませてくれているんだと言っています。もっちゃん見たかったら
連絡したら画像掲示板に載せますよ。
 クワに宜しく伝えて下さい。
   お母さんにも宜しく
     もっちやん今夜はこの辺で
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