人間賛歌・もっちゃん4649

大事にこの出会いを (2007年3月の自分史)


風もおさまり、春の陽光が心地よい午後でした~

高菜の漬物も漬け終えて、ゆっくりとクウと散歩に出かけました。


最近では散歩コースの愛用者が増え、見知らぬ人の姿が見受けられます。

若者は平日ですし、まして過疎の村ですから私と同じくらいか少し上の年配の方です。


いろんなコースがあり、私は家の前山のふもとを左回りに歩き

1周すると5千歩コースになる道を歩きます。


最終点にはコイの棲息地があり、橋の上から遊泳している姿を覗いて楽しむのです。


昨日は暖かく水が温んできたせいか30cmくらいのコイが

11匹 連なって悠々と泳いでいました。


空には鷺の姿もなく平和な光景でした~


クウは毎日のコースで私の楽しみを知っているから静かに座って待っています。


川下に下って、また私の立つ橋の下まで遡って泳いでくる姿は安心し平和な時を

謳歌しているように見え、時の経つのを忘れて和やかな境地に私も誘われるのです。


しばらく魚たちの動きをじっと追っていました~


感じの良い婦人が近づいていたのにも気付かないほど、見入っていたのです。


「こんにちは~♪」と言う声にハッと我に帰り、挨拶をしました。

「あら、ここにもいるんですねえ」と覗いている隣に来て下を見ていました。


「私はもう少し上のほうでよく眺めているんですよ~♪」


蛍の里公園という自然公園ですから、魚を捕る人は誰もいないし鷺がねらうくらいです。


空から狙われない安全な場所はここだと魚たちも良く知っているんだと感心しています。


「どちらからお越しなんですか~?」と聞いてみました。

「岩瀬からです~♪」


大きな川が河川変更でなくなり、隣村と地続きになりました。


「私はあの2軒目の娘なんですよ~」というと、

「岩瀬の○○です~」と自己紹介ができました。


「Wさん宅にはH子さんと言う娘さんがいたのですが~?」と○○さんが聞いてきました。

「はい、そのH子は私なんですよ~」


「優秀な良くできる人だと小学校の時に知っていましたから~」


「とんでもない、そんな良い子ではありません!」と言いながら 内心はとっても

輝くようなうれしさでいっぱいでした~(*^^)v


若く上品な美しいお顔ですから初対面だし、かなり年下~?と 

思ったのですが、実は4歳上の方でした。


「美しく年を重ねてこられたのですね~

ずいぶんお若く見えます~♪

どこかへお勤めですか~?」と訊ねると


「活け花教室を開いていますの~」ということでした。


家も教えてもらえたし、ぜひお伺いしてみようと思っているのです~


長年花の気をたくさん受けておられるので元気で若々しいのだとつくづく感じました。


魚の群れに見入っていたおかげで、ステキな女性に巡り会えました。

子供の時の私を知ってくださっていたとは驚きですし、限りなくうれしいことです~


大事にこの出会いを育てていきたいと思っているのです~(*^^)v


さあ、後一がんばりで週末ですね~


お元気で~

PS

『現在、コメントを受け取らない設定にしています。』

楽しいお喋りサロンとして、既存の掲示板と画像掲示板を活用したいと思っています。

入口は置手紙の下方にあります。

皆様のお越しを楽しみにサロンでお待ちしています(*^_^*)


  

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