人間賛歌・もっちゃん4649

山桜に教えられ (’08年4月の自分史)


薄曇の朝ですが、田起こしが始まって 耕運機の音が早朝から忙しく聞こえています


田圃の中のレンゲソウもまもなく終わるのだと、ちょっと名残惜しい気持ちになっています


小川には稚魚の軍団が勢いよく、すごいスピードで泳ぎ回り、

見飽きない光景なんですよ~

命のバトンを受け取って ここを故郷に何年間かを過ごすのですよね~


13匹の鯉たちは一段と大きくなって、青鷺に狙われながらも 

うまく生き抜いて育っています


前山の麓の川のことですが、人に餌を投げてもらえるので、足音を聞きつけると

川上や川下からぐんぐん集まってくるのです~


ツクシ採りや散歩の人の目に留まり、鯉の姿は 他所の村の人たちにも癒しとなっています


裏山のバイパスの向こうもクウと散歩する5千歩コースに決めていますが、

水辺に生息する生物の観察公園があります


そこにも30cm前後の鯉が 多数いることを発見しました


マコモやスゲの植物が生えているので 道から見えなかったのですが、田圃のあぜ道を

通った時に 10匹以上がすばやく逃げて 水底の泥で煙幕を張るように泳いでいきました


人に慣れていないので 慌てているのですが、これが自然の姿ですよねえ


過疎の村には自然の恵みが多いけど、気付かずに 自然のままに過ぎていくのです


山桜も 岩山の岸壁から垂れ下がり 楽しませてくれています

散歩コースから見える山桜は17本ありました~


見む人の 為にはあらで 奥山に
己が真を咲く 桜かな♪

敷島の 大和ごころを 人問はば
朝日に匂う 山桜花♪


母から幼い時に聞いていた今様が 思わず口をついて出てきます~


全くその通りですよねえ~


誰も愛でてはくれない岩肌の絶壁に生えて 今年もまた花を咲かせているのです


私とクウが きれいだね~と毎日見上げているのが そこから見えていますか~?

山桜から人の生き方を教えられているのです


おかげで母も元気で 7時過ぎから起き、朝食もまもなく終わりです


昼寝タイムになったら、介護用品を買いに出かけようと思っています


今日も穏やかな時の流れを楽しめそうです~


あなたも良い休日を~

PS

『現在、コメントを受け取らない設定にしています。』

楽しいお喋りサロンとして、既存の掲示板と画像掲示板を活用したいと思っています。

入口は置手紙の下方にあります。

皆様のお越しを楽しみにサロンでお待ちしています(*^_^*)




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