今週は中国出張(上海)でした。本日帰国しました。
出張二日目、取引先の車で上海市内の高速道路を走っておりました。
乗ってる車はビュイックのワゴン車、これに日本人2名、中国人5名の満席状態。
運転してるのは取引先の社員です。
いつもは専門の運転手が運転するのですがこの日は取引先の社員が運転します。
この35歳の科長クラスの男性社員の運転は急加速、急ブレ-キ、急ハンドルでおまけに速かったり、急にスピ-ド落としたりのムラッ気がある運転。
しかもバックする時はアリより遅いという、とんでもねえ運転なのです。(笑)
オレ流に言えば「車の運転に向いてない性格と運動神経の持ち主」。
朝から嫌な予感はしていました。
高速道路はちょっと渋滞気味。
渋滞が解消したとたん、この運ちゃんは60キロくらいまで加速。
でも50メ-タ-くらい先の車がブレ-キランプを踏まないで停車しているのに気づくのが遅かったのです。
気づいて急ブレ-キを踏みやがったので車内の全員は前のめりに。
完全にブレ-キロックのまま車は滑っていきます。
(こういう時はちょっとブレ-キ緩めて、またブレ-キを踏めば停止距離は縮むのですが、この運動神経最悪の運ちゃんは踏んだまま。
後、1センチの所で停車できました。(さずがビイックのABSは性能が良い)
「セ-フ!」と思ったとたん、後続車が「ドッカ-ン」。
前のめりになっていた乗客は今度は後ろへ飛ばされます。
そしてもう一回衝撃がきます。
うちの車が追突しそうになった車は前に走ったので追突は免れる事に。
なんと5台の玉突き事故発生ですw。
幸いな事に全員怪我なし。
最悪の事態は免れました。
うちの車に追突した中国製ワゴン車。
ラジエ-タ-から冷却水が噴き出してます。
なんとエアバックが開いてません。
その後ろのプジョ-。
これもエアバックは開いていません。
プジョ-に追突した中国車。
こいつははなからエアバックがありませんw。
そして最後尾はヒュンダイのSUV。
これもエアバックが作動してませんね。
状況は
うちの車の急ブレ-キで後続の車も急ブレ-キ、しかしこの中国車では制動距離が長くて間に合わず。
そして追突。
3台目のプジョ-と中国セダンはなんとか追突せずに停車。
しかしそこへABSの効きが怪しいヒュンダイが追突してしまい、前へ押し出してしまったので玉付きとなったようです。
プジョ-は押し出されたのでエアバックが作動しなかった模様。
でも2台目と最後尾のヒュンダイのSUVのエアバックが開かなかったのは何故なんでしょうか?(笑)
中国車と韓国車はやっぱり乗るもんじぇねえな。
そうこうしていると道路清掃車みたいなのがやってきました。
日本で言えば道路公団の作業車みたいなのです。
何台もやってきます。
わりと手際よく処理を始めました。
レッカ-車や積載車までやってきて事故処理が進みます。
中国人にしては手際が良いです。事故が多いので熟練になったようです。
一時間以上たってからパトカ-到着。
どうやら手前3Km地点でも事故が発生したようで大忙しの模様。
ポリスマンが現場検証をはじめます。
結局、事故処理と現場検証及び判定が下ったのは発生から3時間後。
判定結果としては
うちの車は追突してないのでお咎めなし。
二番目の中国車はうちの車に追突したのでうちの車の修理代を払う。
三番目のプジョ-と四番目の中国セダンは停止できたのでお咎めなし。
最後のヒュンダイSUVは二番目の後部の修理代、三番目、四番目の全修理代を負担となったようです。
っていうか、うちのマヌケ運転手が最大の原因のような気がするがw。