ウォーク更家の散歩(東海道・中山道など五街道踏破、首都圏散策)

神戸異人館 2023.4.25

(写真は、神戸異人館の「風見鶏の館」と

 その尖塔の「風見鶏」)

   

 


歳をとると、昔住んでいた街や通勤していた職場周辺が、

無性に懐かしくなります。

 

という訳で、急遽、思い立って、最初の赴任店があった大阪の

心斎橋界隈を訪ねてみることにしました。

 

心斎橋のビジネスホテルに2泊して、心斎橋界隈を中心に、

思い出の地をぶらぶらと散策します。

 

 

 


早朝に、新幹線で新横浜を発って大阪に向かいますが、

最初は、新大阪駅の次の「新神戸駅」で下車します。

 

先ずは、次頁の写真の新神戸駅の構内の観光案内所で、

神戸異人館の散策マップを貰います。

この散策マップを見ながら、関西の同期が色々と案内して

くれた懐かしい神戸元町を巡ります。

 

(新神戸駅の外観)

 

「新神戸駅」の前の道路を約10分歩くと、「神戸異人館」に

着きます。

新神戸駅の前の道路に、ショートカットして出るために、駅前

のビルの中を抜けて行きます。

 

 

新神戸駅の前の道路を約10分歩いて、上の写真の「プラトン

装飾美術館(イタリア館)」に着きました。

 

先ず、イタリア館の近くのレンガの外壁で有名な「風見鶏の

館」(旧トーマス住宅)に入ります。(国の重要文化財)

(入館料 500円)

明治42年頃、ドイツ人貿易商のゴッドフリート・トーマス氏

の自邸として建てられました。

「尖塔の風見鶏」は、神戸異人館のシンボルとして有名です。

 

ダイニングルームの飾り戸棚、暖炉、天井など、見応えが

あります。

 

 

(1階南側の居間)

(2階の角の朝食の間)

 

高台に立っているので、窓からの眺めが良いです。

「風見鶏の館」を出て、「ウィーン オーストリアの家」へ

向かいます。

 

「ウィーン オーストリアの家」は、写真の様に、狭くて急な

石畳の道の左側にありました。

 

 

作曲家モーツアルトをテーマにしており、オーストリアの文化

の紹介とモーツアルトにまつわる品々を展示紹介しています。

館内は18~19世紀の貴族の家を再現しています。

(ウィーン オーストリアの家+デンマーク館+香りの家

オランダ館の3館共通パスポート=1,300円)

 

華やかな宮廷文化の洗練された衣装です。

上の写真は、モーツアルトが作曲に使用した「フォルテ・

ピアノ」(複製品)です。

フォルテ・ピアノは、現代のモダンピアノに対して古典的な

ピアノに用いられる呼称です。

このピアノは、現在のピアノと比べると、黒鍵と白鍵が

逆なのが特徴です。

 

 

「ウィーン オーストリアの家」の隣の写真の「デンマーク館」

に入ります。

北欧のデンマークの歴史や文化を紹介しているテーマ館です。 

次頁の写真の様に、建物は天井まで吹き抜けになっていて、

中央にバイキング船が展示されていました。

アンデルセン童話関係の展示物も多く、アンデルセンの書斎の

再現や愛用品も展示されています。

「ウィーン オーストリアの家」と「デンマーク館」の間にある

カフェテラスです。

オーストリアン・ビールの「ツイラタール・ピルス」

(900円)と、「オーストリアン・チーズ」(350円)を、

朝食代わりにします。

「ウィーン オーストリアの家」の前のカフェテラスで、この

軽い朝食を済ませて、次に「うろこの家」へ向かいます。

    

「うろこの家」は、外壁を覆う天然石のスレートの形状が魚の

うろこに見えることからこの名で親しまれています。

明治後期に建てられ、1968年迄は、実際にドイツのご家族が

住んでいました。

(入館料 1,050円:国有形文化財)

次頁の写真は、うろこの家の前庭の「猪の像 」で、鼻の先に

触れると幸運になるそうで、鼻の先だけがピカピカに

光っていました

上の写真は、デンマーク王室の「ソリ」です。

全体がくるみ材で出来た立派な「ソリ」(橇)で、先端は

ドラゴンです。

ドラゴンは、船の安全を祈願してつけられる船首像です。

上の写真は、名前の通り「うろこ」のように建物に巡らされた

スレート(板状の建材)で、何と!、3,000枚も使われて

います。

二階へ上がります。 

マイセンやロイヤルコペンハーゲンなどのヨーロッパ陶器

コレクションが素敵です!

居間の窓は、緑と青を基調にした美しいステンドグラスです。

 

 

 

 

うろこの家の売店で、写真のクッキーをお土産に買いました。

「うろこの家」を出て、「香りの家オランダ館」へ向かいます。

「香りの家オランダ館」は、大正中期に建てられた2階建ての

木造の寄棟造りで、ノスタルジックな雰囲気が魅力です。

長い間、オランダ総領事邸として使用されていましたが、

その後ヴォルヒン氏の邸宅となっていました。

1987年に、現在の「香りの家オランダ館」として開館

しました。

(香りの家オランダ館+ウィーン オーストリアの家

 +デンマーク館の3館共通パスポート=1,300円)

「香りの家オランダ館」を出ます。

 

上の写真は、「萌黄(もえぎ)の館」で、明治36年に、

アメリカ総領事ハンターシャープ氏の邸宅として建築

された洋館です。(国重要文化財)

その名のとおり、萌黄色の外壁に包まれています。

神戸異人館の一帯から、元町の繁華街へ向かって坂を下って

行きます。  

 

(神戸トリックアート・不思議な領事館)

 

その他の異人館の外観を眺めながら、元町の坂を下って

行きます。 

創業70年の名物喫茶「にしむら珈琲店」に入って昼食に

します。

 

 

 

 

 

 

 

写真のランチメニューの「ステーキボウル」セット

(2,800円)を注文します。 

 

 

 

 

 

 

神戸異人館


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コメント一覧

mrsaraie
mrsaraie

s1504さんへ

多摩川周辺は、この猛暑の中、日差しを遮る木陰もないので、少し涼しくなるまでお休みです。

最近は、昔住んでいた街や通勤していた職場周辺が無性に懐かしくなり、”終活旅行”を思い立ちました。

取り敢えず、最初の赴任店があった大阪の心斎橋のビジネスホテルに2泊して終活旅行のスタートです。


s1504

ウォーク更家さん、おはようございます。
(神戸異人館)は行ったことがないので写真で楽しみました。
いつの間にか神戸に行っていたんですね。
多摩川周辺過多思っていたのでびっくりしました。
mrsaraie
mrsaraie

iinnaさんへ

へ~、大阪に3年半ですか。
私も、大阪に3年半なんですよ、凄い偶然ですね。

え~っ!、大阪に3年半居て、さらに神戸も担当エリアで、神戸異人館の内部を見学していないとは、勿体ないです!


iinna

神戸異人館を見学してません。
大阪に3年半暮らし、神戸も担当エリアでよく歩いてますが、見たことがあるものゝ中までは見てない気がしています。

更家さんの異人館のブログを拝読して惜しいことをしたと悔いています。


身近な割り箸だけに、いい加減に割ってしまいがちです。
これからは、箸を横に持って上の部位をゆっくりと引っ張るように努めます。
https://blog.goo.ne.jp/iinna/e/5dc872fca83d8f1725602c69fda1be7b
mrsaraie
mrsaraie

kiko-kiko_2005さんへ

丁寧なコメントをありがとうございます。

夜の机上の赤いキャンドル、私もそんな贅沢な雰囲気に浸ってみたいです。
にしむら珈琲店は、外観も内装もノスタルジックな感じで素敵ですよね。

叶地蔵尊のキリシタン地蔵の情報、ありがとうございます。
地蔵にまつわるエピソード、色々と空想が広がって面白いです。


kiko-kiko_2005

おはようございます。
学生の頃から神戸には何度も行ってますが
夕暮れの異人館街を散歩するのも好きです。(^^♪

北野坂のツタの絡まる赤煉瓦が美しい「にしむら珈琲店」は
夜に入るのは初めてでしたが、2階の席に案内されると・・・
お店の人が、机上に赤いキャンドルを灯してくれました。
珈琲を飲むだけの短時間でしたが、心地よい特別の時間でした。

神戸市中央区中山手通1丁目の
「叶(かなえ)地蔵尊」の祠の中に
地域の人から「キリシタン地蔵」と呼ばれている
黒いお地蔵さんが中央にあります。
「キリシタン地蔵」が黒いのは
空襲の火災で焼けたからでは、と言われています。

スコットランド人のJ・F・ミッチェルさんが
幕末に長崎で造船技師として活躍後に神戸に来られた時の
自宅跡から見つかったそうです。

コメントは苦手なのですが (^^ゞ
懐かしくなり長々と書かせて頂きました。
これからも楽しみにしています。
mrsaraie
mrsaraie
hidebachさんへ

そうですか、異人館は行った人によって視点が違う印象ですか。

横浜と違って、神戸は異人館の数も多いので、全部見物するのは大変そうです。

私も、ロイヤルコペンハーゲンやマイセンの磁器には、うっとりと見とれてしまいました!

デンマークのコーヒーカップ、ドイツのマイセンのティーポット、素敵なお土産ですね。


hidebach

ボクも異人館には行きましたが、
人によって視点が違うものだと感じました。

新たに異人館を見に行ったような気分に・・・
ロイヤルコペンハーゲンやマイセンの磁器を見てほしくなり、
デンマークへ行った時にコーヒーカップ二客、
ドイツでマイセンのティーポットを自分のお土産に買いました。
mrsaraie
hidebachさんへ、

ええ、昔住んでいた街や通勤していた職場周辺が無性に懐かしくなり、未だ自由に動けるうちに思い出の地を見て回ろうと、思い立って”終活旅行”を始めました。

そうですか、hidebachさんも、私と同じ様に、最初の転勤地・渋谷を訪ねに出掛けたんですね。
でも、街の様子がまるで変っていて、駅を出るのに一苦労して戸惑ったんですね。

後日ご報告予定ですが、私も、最初の赴任地の大阪・心斎橋を訪ねてみたのですが、昔の景色は何処にもなく、浦島太郎の心境でした・・・
hidebach
>昔住んでいた街や通勤していた職場周辺が、無性に懐かしくなります。

ボクも先日、最初の転勤地(渋谷)に行ってきました。
まず、駅を出るのに一苦労して、
街の様子がまるで変っていて、どの道を選べばよいか戸惑いました。
mrsaraie
iinnaさんへ

そうでしたか、ここの上のホテルでの褒章受章者のパーティに出席されたことがあるんですね。

そうですね、「新神戸駅」は六甲山の麓にあって、神戸の街を見下ろす位置にあるので、異人館に行くのはこの駅で下車するのが便利です。
神戸の街中の三ノ宮駅で下車すると、異人館に行くためには、延々と坂道を上らないといけないので、股関節炎の私は途中でギブアップすると思います。
iinna
> 昔住んでいた街や通勤していた職場周辺が、無性に懐かしくなります。
たしかに、そんな傾向になります。^^

元の会社の仲間と飲んでも、話題はそちらに流れがちです。

「新神戸駅」は高い場所ですから、眺めが抜群でした。
ここの上のホテルを一度訪ねていて、褒章受章者のパーティでご馳走をいただきましたっけ・・・。

必要に迫られてシステムキッチンを買いましたが、点火と換気が同時とか自動消火などを知らなかったところ、使っていてそんな機能を知りました。(;^_^A
https://blog.goo.ne.jp/iinna/e/b755107162d71e50f4284040b241ae37


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