![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/48/da1599335de311a17e48ed8d80d5c34e.jpg)
(写真は亀山城)
異常気象の大寒波も、ようやく去った様なので、東海道
53次・完全踏破の旅を再開します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/choki.gif)
前回の続きを歩くために、新幹線で名古屋まで行き、
JR関西線に乗り換え井田川駅へ向かいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0032.gif)
JR新幹線・新横浜(7:52)→名古屋(9:30)
→JR関西線・井田川(11:00)
次の写真は、JR関西線の電車の貨物室です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/9c/c30ea69ceb59667b917d5d67324eccd7.jpg)
吊皮に暖簾が下がっていて、多分、そこから先が貨物室
なのでしょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0151.gif)
貨物が多ければ、もっと前の方の吊皮に、暖簾が移動
して来るんでしょうかね。
前回のウォーキング終了地点のJR井田川駅で降りて、
次の亀山宿へ向かいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/59/5e/329aa65f68694877a96f3e59551ad5ab_s.jpg)
亀山宿は、安藤広重が描く、冠雪の鈴鹿山脈の
「亀山 雪晴」でよく知られています。
広重の53次シリーズの中で、雪景色は、この亀山と
蒲原だけで、亀山を「陽」として、蒲原を「陰」として
描き分けたそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/d2/c4e5f8add91d6d01a3a785d33a286d62.jpg)
お年寄りと挨拶を交わしながら、旧東海道を進みます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0140.gif)
この辺りも、道で行きかう人と挨拶するのは常識みたいです。
旧東海道は、JR関西線と国道1号と並行に、田園地帯を
進みます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/body_walk.gif)
亀山バイパスをくぐると、写真の和田の道標がありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/18/49/29b8a8d1826f5fdc97407dd0c8e4de10_s.jpg)
和田の道標を過ぎても、旧東海道の右折の表示がなかなか
無く、どこまで歩いてもJR関西線沿いの道が続くので、
分岐点をかなり過ぎて歩いてしまったことに気付きました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/13/43/7988b8b232c7d5553bb7cf38453e08f4_s.jpg)
スタートまもなく、早くも道に迷ってしまいました!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0211.gif)
どこかで、表示を見落としたか、それとも表示が無いのか?
旧道らしき道を求めて、とぼとぼと道を戻ります・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0209.gif)
戻る途中の道で、車の中で弁当を食べていたオジサンが、
向こうから声を掛けてきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cars_red.gif)
"この先は行き止まりだよ。 どこへ行くの?"
”旧東海道に出たいんですけど?”
向こうから声を掛けて心配してくれるなんて、田舎の人は
親切!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0139.gif)
おじさんから教わった通りの道を進むと、旧東海道に
出ました!
旧東海道へ出られたのは良かったのですが、今度は、膝が
痛くなってきました。
歩くたびに、痛みがひどくなるような気がします・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face2_shock_s.gif)
先日、ストレッチをしたときに、無理に膝の筋を伸ばした
のが良くなかったのでしょうか?
腰痛、筋肉痛、膝痛と、京都が近づくにつれて、足腰が
ボロボロになってきました・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0143.gif)
仕方なく、JR亀山駅前の商店街の薬屋に飛び込んで、
サロンパスと膝のサポーターを買います。
”え~っ!、膝の痛みを抱えて、 鈴鹿峠越えですか?”
と、薬屋の店主に心配そうに聞かれると、不安に・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0200.gif)
"鈴鹿峠越えは、そんなに大変なんですか?"
”最近は、山賊が出ないみたいだから、 多分、
大丈夫ではないかな~。” ご主人、冗談が上手い!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0140.gif)
でも、インターネットには、鈴鹿峠の山道は、次の
約27キロ先のJR貴生川駅まで、一日1本のバス便
しか無い、という書き込みもありましたし・・・
冗談でも、だんだん不安になってきます。
よし、明朝は、出来るだけ早く宿をスタートしよう。
旧東海道の宿場町の町並みには、連子格子の家が点在
していて、「いづつや」「こまつや」等の江戸時代の
屋号が掲げてあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/67/db/b57ca4d93d4c687a66122eb43ad582e8_s.jpg)
車が走っていなくて、落ち着いて散策出来るので素敵です。
写真の様に、旧東海道はカラーで舗装されていて、曲がり
くねった道も間違えることがありません!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_4.gif)
素敵なアイデアです!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/4c/85/44a6007271145c8dab012357dd854a50_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/2d/2f/0e951a27e0d624fd96f7edf21c1add61_s.jpg)
やがて旧東海道の右手に、亀山城の石垣が少し見えました。
亀山宿は、亀山城の城下町です。
亀山城は、蝶が舞う姿にたとえて、粉蝶城(こちょう
じょう)とも呼ばれ、南に鈴鹿川、北に渓谷を擁する
天然の要塞だったそうです。
現在は、石垣の上の多聞櫓(やぐら)とお堀が残って
いますが、残念ながら、この目玉の多聞櫓は、写真の
通り工事中でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0211.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/0e/69/b7b849537c69952d2c18dfbefcd433f2_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/6f/47/40a6a1c0d31576936aaf1df758399b48_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/55/70/4aa02906cbba43dbb75f8714a1569918_s.jpg)
更に、宿場町を西へ進むと、復元された写真の侍屋敷があり、
その隣では西の丸のお堀が、写真の様に発掘中でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/4f/f0/56fe33e77ecdbafa30395c6c0dd4eeae_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/37/52/1695a2094ce9020f5cf72d7e25ad2c9b_s.jpg)
宿場を抜け、更に進むと、写真の巨大な大椋(おおむく)
の樹の野村一里塚があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/0f/5b/6caff7c4075171384c5b91ded186cf2a_s.jpg)
更に進むと、旧東海道の左手に、写真の布気皇舘大
(ふけこうたちだい)神社がありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/34/9d/d17d5ec2d6fa0c686eb4b2f5c540b334_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/74/08/e0caab30f5b3d4b52dfdf9ad46a1d79c_s.jpg)
JR関西線と国道1号の下をくぐり、鈴鹿川と並行に
歩きます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/16/df/12305a208fb8474407eceabad0c8e344_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/5d/b8/d088186348db4ed6ee987991c3427924_s.jpg)
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/63/70/ab9e945edbc4110aba9832db110892b4_s.jpg)
JR関西線の踏切を渡ると、関宿の入口である「東追分」です。
亀山宿から関宿まで約8キロです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/body_walk.gif)