東日本大震災(平成の大地震) － 米国が避難勧告を２０キロ圏内に緩和

米国ではまだ８０キロ規制が続いていたとは知らなかった。当に解除されていると思ったが。制限事項が解りやすい。
・毎日jp---『米国が避難勧告を２０キロ圏内に緩和』
『米国務省は７日、東京電力福島第１原発の半径８０キロ圏内に出していた避難勧告を、原則として２０キロ圏内に緩和する米国民向けの渡航情報を発表した。避難勧告をめぐっては、事故後に米国が日本政府よりも厳しい対応を取ったことが問題になったが、今回の勧告で２０キロ圏内を「警戒区域」とする日本政府とほぼ足並みをそろえたことになる。
ただ２０キロ圏外でも、日本政府が「計画的避難区域」や「特定避難勧奨地点」に指定した地域には立ち入らないよう勧告。子どもや妊婦、高齢者に対しては引き続き３０キロ圏内に居住しないよう求めている。
渡航情報は、避難勧告を解除した２０～８０キロ圏内の地域を訪問する米国民に対し、１年未満の滞在であれば健康への影響は小さいと指摘。しかし滞在が１年以上に及ぶ場合は危険が高まる可能性もあるとして、地元自治体などの指示に従い、被ばくを低減する対策を取るよう促している。
米政府は東日本大震災後の３月１６日、半径８０キロ圏内の米国民に避難を呼び掛け、２０キロ圏内の避難と２０～３０キロ圏内の屋内退避にとどめていた日本政府と対応が分かれた。その後、東北新幹線の利用は安全と発表するなど勧告を段階的に緩和したが、８０キロ圏内の避難勧告は維持してきた。』