ジムノペディ／夜空にかえす、願いゴトの背中

もう秋が無いままいきなり冬になった感じですね。
乾燥していてのどがやられそうです。
風邪には気をつけたいところです。

さてさて、聴きましたよ、聴きこみましたよ！
ジムノペディの4thアルバム
　「夜空にかえす、願いゴトの背中」
既に携帯にも入れて、外にいても聴いていますよ。
当方の持っているヘッドホンではPortaPROでは重くなりすぎるのでEM9dで聴いた方がいいかな。

現在のメンバーになって初のアルバムというわけですが、このアルバムはかなりすごいかもしれません。
個人的には2ndアルバムの「今宵も、うたかた探し」に匹敵するかそれ以上な一枚になりそうです。
"カッソウ色のパール"から"ツェッペリン"まで一気にきちゃいますね。
特に最初の二曲のパンチがあってすごいかっこいい！
ここで心奪われます。期待感は否が応でも膨らみますよ。

続いてアルバム中盤では"森に咲く赤"、"エリー・リー・ブルース"と今までのジムノペディには無い感じの曲ですね。
序破急の破というところでしょうか？
でもアルバム構成としては急破序って感じですが、そういうことはどっちでもいいですね。

で、後半の"エトピリカ"からまたいつものジムノペディへ。
最後の二曲でゆったり終わるって感じですかね。

好きな曲はどれ？といわれても選べないなぁ・・・
どの曲もライブで聴いてみたい！沢山演奏して欲しいですね。

個人的には1・2を争う名盤ですよ。
ジムノペディを知らない人にも絶対に聴いて欲しいですね。

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今回のアルバム構成は面白いですね。
インスト曲の
　カッソウ→フジチャク→リリク
という流れがなんとなくわかります。
アルバム中のそれぞれの曲がそれぞれにリンクしていそうな、そんな雰囲気。
たとえば"ツェッペリン"で見たエトピリカは後半部の"エトピリカ"のことかな？とか"シャムレイ"の雨は"傘もさせずに"の雨なのかな？とか。
"第２幕への前奏曲"でも各曲への関連性を感じます。

あと、すべての曲に宝石が出てますね。
タイトルや歌詞の中、リーダーはやっぱり策士です。
なんで屋根裏bearがダイヤモンドバージョンなのか悩んだわけですが、やっと繋がったことがわかったときにはちょっと感動したり。