前回、しゅじゅちゅが終わるまでのことを書きましたが、今回はしゅじゅちゅ後のことです。
やっぱりね、痛かったです。
痛み止めの点滴や薬も飲みましたが、それでも痛かった。そりゃ、しゅじゅちゅしたんですもんね。現在の医学をもってしても痛かったのでした。
そして、しゅじゅちゅ前もしゅじゅちゅ後も先生方から何度も警告されていたのが腸閉塞のことでした。
「しゅじゅちゅ後は痛くても痛み止め飲んでどんどん動いてください、でないと腸閉塞になって外科の先生呼ばなあかん」

しょぇぇええ!
ただでさえ痛いのに、さらに痛くて苦しいことになるなんて耐えられない!
動きます!全力で動きますよ!
そして、しゅじゅちゅ後の約24時間は絶食&尿道カテーテルで寝たきりだった私にミッションが課せられました。それはカテーテルを抜いてもらって起きて立って歩いてトイレに行って下着を履き替えるというミッションです。
ベッドから上体を起こし(痛い、頭だけ持ち上げるのも痛い、咳払いも笑うのも痛い)点滴スタンドを連れてヨロヨロとトイレに行きました。そこでおそるおそるお腹を見ました。

しゅじゅちゅしたての生々しい傷と、傷の横のお腹にブスッと突き刺さっている管を見た途端、頭がクラ~となりました😨 お腹の管からは血が混じった生暖かい液が出て容器にどんどん溜まっていきます。いったいどうなってるんだ、お腹の中!

途中で看護師さんを呼んで手伝ってもらいつつ、どうにかミッションを終えても、そんなお腹を見てしまったショックのせいで、私は思わず看護師さんに
「もうやっていく自信ないです」
とワケの分からない弱音を吐いてしまいました。
痛み止めの薬なんて大して効きやしません。じっとしていようが動いていようが痛いので、気を紛らすためにも腸閉塞阻止のためにも、点滴を連れて歩き回りました。通路の往復、庭の散策、用のないコンビニの視察、自動販売機の視察など。看護師さんに褒められ、用事で先生が来ても行方不明だったぐらい病室にいませんでした。

それでもなかなか出なかったガスやお通じもようやくあって、腸閉塞を免れました。よかった~。
病院内は撮影禁止でした。ご飯とか撮りたかったのに残念。でも庭の植物ぐらいはいいよね。
オクラ

ミニトマト

インゲン

やがて私としては「え?もう?」と思うような、まだ傷も痛みも生々しい状態でのTAI INとなりました。不安そうな私に「皆さん普通にこのくらいでTAI INしてますよ」とのことでした。みんなエライね!

大人になってから初めてのNEW INと人生初めてのしゅじゅちゅ。
特にしゅじゅちゅはもうしたくないわぁ、当たり前だけど。全身麻酔の完璧さを思うと、しゅじゅちゅ後の痛みの緩和ってもっとできないものかなぁと思いました(医療用麻薬とか神経ブロックとかの方策はあるらしい)。
なんだか痛い痛いと大げさだったかな?まだ痛い記憶が生々しいのでつい😓
病院ではもっともっと大変な人、生死をさまようような試練を乗り越えて快復しつつある人などを沢山見かけました。ケガや病気を一生懸命治療してくださる病院は本当にありがたいです。これが江戸時代とかだったら私はどうなっていたことか。
お世話になった病院の皆さま、本当にどうもありがとうございました✨
マイナポイントもゲット!

おわり😄