チビクロの美術さんぽ

ぬいぐるみの黒猫チビクロがお出かけしますにゃ。休みの日に美術館へ行って、絵を見るのが
楽しみなのですにゃ。

「アフガニスタンの診療所から」中村哲 ちくま文庫

2025-01-29 20:00:00 | 2025 読書
お久しぶりの投稿になりますが、みなさまお元気でいらっしゃることと思いますにゃ。ちょっと長いお休みであたまがデジタルデトックス、そして文を書くのもはかどらないぬいぐるみの
黒猫チビクロですにゃ。
今年もどうぞボクとおつきあい
よろしくお願いいたしますにゃ。

チビクロわ、読書しましたにゃ。
お正月の読書にとSF系エンタメ本を
リストアップしていたけど、年末図書館に行けず。長年の積読の一冊を完読することにしましたにゃ。

「アフガニスタンの診療所から」
ちくま文庫 初刊1993年

アフガニスタンという国が大国に翻弄されてきた歴史わ、パレスチナの人々と重なりますにゃ。植民地主義、帝国主義によって、搾取され、世界の中で富が偏在しているのわ、確かで、今先進国が享受している豊かさわ、後進国の人たちから奪い取ったものなのでわと思いますにゃ。文庫ながらも言葉1つ1つが重く、読み進めるのに時間がかかってしまいましたにゃ。中村哲さんわ、「一隅を照らす」という言葉が信条だったようですにゃ。ボクもこの1年この言葉を忘れずに過ごしてみようと思いましたにゃ。

左から2番目が中村哲さんです。


2019年中村哲さんが凶弾に倒れ、帰国する時、大統領自ら棺をかつぎ、よくわからないけど軍の式典のような見送りが重厚で、他国の方からこのような見送りをうける人物が日本人にいるということに驚きました。
世界の人が幸せに毎日を過ごせますように🍀

今日もチビクロのブログをお読み頂き
ありがとうございますにゃ。




「今年もありがと&来年もよろしく🎄」

2024-12-24 20:00:00 | ごあいさつ
2024最終投稿ですにゃ。
今年もありがとうございますにゃ&
来年もよろしくお願いしますにゃ。
皆さまに感謝ですにゃ。
年末チビクロわ、猫の手ながらも
ろうどうするですにゃ。

よいお年をお迎えくださいですにゃ。

みはしの豆かんですにゃ。
ソフトクリーム、白玉、あずきの
トッピングですにゃ。




「2024.12月カルロ・ドルチなど。」国立西洋美術館

2024-12-18 20:00:00 | 2024美術館 博物館
特別展を見たチビクロわ、西洋美術館の常設展示を見にいったですにゃ。

カルロ・ドルチ「悲しみの聖母」
カルロ・ドルチわ、17世紀フィレンツェの画家ですにゃ。我が子キリストの運命をめぐって悲しみにくれる伝統的主題ですにゃ。深いラピスラズリの青のマントが美しいのですにゃ。マリア様わイエスのお母さんだから、すべてのお母さんのだいひょうみたいな方で、せかい中のこどものしあわせを祈っているような気がするチビクロですにゃ。にほんでせかいでかなしいじけんが起こっているからこの場をかりてちっぽけなぬいぐるみにも祈らせてほしいです。もくとう。


マックス・エルンスト 「石化した森」
この前読んだ佐藤究作品にエルンストの作品がとりあげられていたから気になるですにゃ。よく見ると記号のようなものがかきこまれているし。謎ですにゃ。


ジャクソン・ポロック
「ナンバー8,1951黒い流れ」
まるで水墨画ですにゃ。

アンリ・フォンタン=ラトゥール
「花と果物、ワイン容れのある静物」
伝統的な静物画に革新をもたらしたというラトゥールですにゃ。

ピエール=オーギュスト・ルノワール
「木かげ」
ルノワールの風景画ですにゃ。

※追記調べましたにゃ
フランソワ・ボンヴァン
「静物」 松方コレクション


常設展にわ、たくさんの作品が展示されていますが、チビクロの気に入った作品を選んでみましたにゃ。

今日もチビクロのブログをお読み頂き
ありがとうございますにゃ。



「モネ 睡蓮のとき」国立西洋美術館

2024-12-16 20:00:00 | 2024美術館 博物館
チビクロわ、出かけましたにゃ。
今日わ、上野駅にある国立西洋美術館へきていますにゃ。上野公園のイチョウわ黄色くなり、空気も澄んできた
晩秋なのか初冬なのかの1日でスにゃ。

「モネ 睡蓮のとき」国立西洋美術館
睡蓮20点以上の作品が集まり、晩年の制作にに焦点をあてた作品展デ、
日本初公開っの作品もありますにゃ。

一部の作品が撮影を許可されていますにゃ。とても混雑していて大変ですけど、ぜひ見るべき展覧会だと思いましたにゃ。
睡蓮、柳の反映

解説に描かれていましたが、モネの睡蓮の絵わ。始まりも終わりもないから水面に写る実像との境い目に瞑想にはいりこんでいつの間にかぼんやりと、絵の世界へと没入する、絵画を見てるつもりが絵画の中へと入り込んでしまうのが、モネの絵の素晴らしさですにゃ。

睡蓮 マルモッタン・モネ美術館

睡蓮
マルモッタン・モネ美術館

主題とされた枝垂れ柳にわ、悲しみや服喪の象徴とされていて、それわ、第1次世界大戦の犠牲者へと捧げられているのだそうですにゃ。

睡蓮、柳の反映
マルモッタン・モネ美術館

今回、初めて藤をテーマにした作品をみたけど当初マルモッタン美術館の睡蓮の絵の上部に配置される予定だったけど取りやめになったそうですにゃ。藤の花わ、香りがよい花だったことを思い出したチビクロでしたにャ。

モネの絵素晴らしかったですにゃ。
またその作品の中へと入り込みたいですにゃ。

ご興味のある方わ、ぜひ!とても混雑しているので、オンラインチケットを利用したり、お時間に余裕を持ってご観覧くださイませにゃ。

今日もチビクロのブログをお読み頂き、ありがとうございますにゃ。



「骨と肉」櫛木理宇

2024-12-12 20:00:00 | 2024読書
チビクロわ、読書しましたにゃ。

「骨と肉」櫛木理宇 双葉社
2024年刊

猟奇的犯罪が描かれているので
ご注意くださいですにゃ。

帯より
「機能不全な一族の罪の繋がりを描いたサスペンスミステリー

猟奇殺人×アルコール依存症×カサンドラ症候群×ヤングケアラー×双子のシンクロニシティとテーマが盛りだくさんですゃ。赤い装丁と顔のない人物の表紙がただならぬフンイキをかもすですにゃ。挿入される双子のエピソードが不気味に効果ですにゃ。親兄弟親戚という古典的主題を櫛木理宇さんが描くとこうなるのですかにゃ。はんざいをおかすのわ、けつえんなのかそだちなのか、いでんしがあるのか?不気味な主題でわあるですにゃ。
読みだしたら止まらない、
とにかく読み進めたくてしかたなくなるですにゃ。全部読み終えて放心状態になったチビクロですニゃ。

今日もチビクロのブログをお読み頂き
ありがとうございますにゃ。