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とるにたらないブログ。

食と健康をつなぐサイエンス・栄養疫学入門(5) NHKラジオ

興味ある人は、
NHKの聞き逃し配信から聞いてください。


間違いあれば、
私の聞き間違いか、理解不足です。
また、" " 内は感想だったり私が追記したものです。



5.あなた自身の減塩の必要性


"はじめに書いときます。疑問に思ったこと。"

"塩分の影響で高血圧になる確率の上昇とは、どの程度なのだろうか?。
それが分からないと、リスク覚悟で塩分摂るかどうかの判断ができない。"

"塩分の影響で病気になりやすい人と、なりにくい人がいるのではないのだろうか?。
WHOの言う塩分摂取を5g/day以下に抑えようというのは、
5g/dayでも影響を受ける人が、
少数存在しているだけなのではないのだろうか?。"


"そもそも、平均で塩分摂取5g/day以下の国はないようだ。
つまり、それ言っているWHOの職員も、
5g/day以下なんかやっていないだろう。
やっているならば言って良し。
出来てないならば、やってから言ってほしい。"


"この講義シリーズの第1回で、地中海食は心筋梗塞が少ないという話があった。
そこでは日本は心筋梗塞が少なくて地中海食に近いという話であった。

以下はwebで少し調べての数値ですが、
(数値もいろいろあるので、、、ここでは一例を)
心筋梗塞の少ない国
日本 12.4g
イタリア 11.8g
スペイン 10.2g
ギリシア 見つからなかった

心筋梗塞の多い国
フィンランド 見つからなかった
(フィンランドの隣のスウェーデンでは 9.3g)

この中で塩分摂取の一番少ないフィンランド(スウェーデンと同じとすればだが)が、
クレタ島の10倍近く心筋梗塞が多いと言うのはどういうことなのか?。"

"日本では食塩摂取が、寿命を縮める一番の要因とのことだが、
どの程度縮めているのかが分からない。"

"欧米も塩分を9g以上摂取しているが、
塩分が寿命を縮める一番の食べ物ではないらしい。
そっちの、食べ物のほうが危ないのでは?。"

"CO2での温暖化は嘘だと言ってる人の気持ちが分かった気がする。"

"↑もう、面倒くさいので、食と健康の関係は、考えたくない気がしている。。。"

さて、ラジオのこと。

・今回のクイズその1。

1.食塩(NaCl)は必須栄養素である。
必須なのはNaであってClではない。
なので、栄養学的には食塩とは呼ばず、ナトリウムと呼んでいる。

一日平均で、何g取る必要があるのか?。

回答、
およそ1.5g。
生きるためには1.5g、取らなければならない。

"食塩の量なのか、Naの量なのかが分かりずらいが、
多分食塩の量だと思う。"


・今の日本で、この必要量を取れていない人は、いないのでは?。
みそ汁1杯で1g、
食パン1枚で1g近くある。

ラーメン1杯は4日分。"6.0gということかな"

・塩分は人が生きるために必要だが、
減塩の話をする。

・今回のクイズその2。
塩分摂りすぎで、何の病気が起きるか?。

・回答①
高血圧。
しかし、高血圧だけでは人は死なない。
しかし、脳の血管が、詰まったり破れたりで、
死んだり、半身不随とかになり、生活が大変になる。


・回答②
胃がん。
塩は胃の癌を起こす。
もっとも、塩以外が原因の胃がんの方が、かなり多いが。
"それだったら、気にしなくても良いのでは?。"

・↑"あー、なるほど。
①も②も、
子孫を作る年齢以後の病気だろうから、
自然淘汰は効かないということか?。"


・①↑冠動脈が詰まり、心筋梗塞となることもある。

・↑医療関係者に聞くと、
高血圧が怖いと言う。

サイレントキラーと言われる。


・↑血管全体の問題なので、
癌みたいに取れば無くなると言うものではない。

"癌を取っても、結局数年で死んでるかもしれないが。"

・↑高血圧や胃がんは生活習慣病という。

・減塩について。
塩の摂取を何gまで落とせば、
胃がんと高血圧にならずに一生を過ごせるのか?。

いつかは、ほかの病気になるが。

・↑回答。
1日当たり5g未満。

WHOは5g/dayと言っている。

講師は食事と健康のガイドラインの中で、
多分これが一番重要なことだと思っていると言っている。

・5g/day以下であればよい。
2g,3g,4.9gでも変わらない。

・5.1gではだめなのか?。
5gを超えると超えた分だけ、胃がん高血圧になる確率が増えると言うこと。

・しかし、塩味のないものは旨くない。
なので自分との交渉になる。

健康を優先するか、食事の旨さを優先するか、
自身で決めてほしい。

・そのかわり、塩分摂り過ぎで病気になっても、
文句は言わないでほしい。
他の人の医療費をもらったりしないでほしい。

医療関係者はそのように言いたいぐらいに思っている。


・高血圧をゼロには出来なくても、リスクをかなり減らせるような、
美味しい食事をたくさんの人たちが考えている。

・厚生労働省が食事に対するガイドライン(日本人の食事摂取基準)を出している。
学校、病院、福祉施設、栄養の表示のもとになっているもの。

・↑ここに、日本人の摂取量は10g/day、あるいはそれ以上で、
いきなり5g/day以下にしたら、食べられたものではないので、
徐々に減らしませんか?、と書いてある。

"たしかにwebにあるけど、全部読む気力が出ない。。。"

・↑なので、男性は7.5g/day、女性は6.5g/dayを目標量としている。

・世界中のデータを用いた研究を紹介する。
195国から、どの食品、栄養素をどの量取っているのかデータを集めた。

それと死亡原因のデータを集めた。

・↑どの食品が命を奪っているのかのランキングを作った。
推測ではあるが。

・↑日本人の命を奪っている食べ物(栄養素)は、
1.食塩
2.全粒穀物
3.果物が少なすぎる

"webでちょっと調べるに、全粒穀物とは、精白していない穀物らしい。
いやでも、白米だけだと脚気になると思うのだが。"

欧米では塩分が一番ではない。


・WHOは減塩を推し進めようとしている。


・減塩に意味があるのか?。
血圧が高くなっても、薬を飲めば良いのはないのかという考え方。

米国での研究。
成人が1g減塩した場合の影響を調べた。

食パン1枚ちょっと、
みそ汁1杯くらい、
または、1週間に1杯だけラーメン控える、

といった程度。


"これは講師の例えかな?。
ラーメン趣味な人以外は、週1回なんか食べないよ。"

"あと、食パン1枚抜けとは、朝食、昼食を取るなとか、
夕食を半分にしろと言っているのに近い。

さすがに、栄養足りなくなるのでは?。"


・↑それで、どれだけの命が救われたか、薬を飲んだ場合と比べた。
薬よりも、1g減塩の方が効果が高かった。

しかも、その方が経済的に安い。


・自身について減塩の必要性について。
血圧について、高血圧と言われるのはどのタイミングか?。

ある閾値で高血圧と言われるわけで、
高血圧と言われなければ良いわけではない。
予備軍状態を気にした方が良い。

・血圧は年を取ると徐々に上がってゆく。

"それもあって、年寄りは朝に強いのか?。
若者は朝に弱いよね。"

上がってから対策を考えるものではない。


・↑高血圧にならないための減塩は、
若い人、子供にしてほしい。


・講師(60代半ば)の場合、血圧が上がったら、
食事で頑張るよりも、
病院に行く。

そして、できるだけ減塩する。


・若い人は、若いうちに薄味の旨さを知った方が良い。
子供は出来ると思う。


・まとめ。
血圧は突然上がるものではない。
一生かけて、じわじわ上がってくるものだ。
減塩はその上昇を緩やかにしてくれる。

来年、再来年、10年後に上がる血圧の勾配を下げてくれるもの。

・↑減塩の効果はすぐには出ない。
10年、20年後に出てくる。

・生活習慣病は何十年もかかって起こるもの。

・30年前に減塩の食事を美味しいと思えるようになった方が良い。

・天然塩も人工塩もほとんど同じ。

・↑しかし微量成分があるので、
旨かったりする。

しかも値段が高いので、減塩になるかも。

・現在、減塩が言われる理由。
昔は保存のための塩が必要だったからで、
今では冷蔵庫があるので、
もう塩はいらないだろうということ。

・次回は酒に適量はあるのか、と言う話である。


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